ProQuest DialogでEmbaseをご利用のお客様

2016年11月10日にEmbaseの強化を予定しております。変更点は次の通りです。

EmbaseとEmbase Alertを統合

これまでは索引済みレコードを収録するEmbaseと、索引付与前の速報版レコードを収録するEmbase Alertとに分かれていましたが、このたびEmbase AlertがEmbaseに統合されることになりました。これまでEmbase Alertに収録されていた「in-process（速報版レコード）」はEmbaseに収録されるようになります。現在Embase Alertを対象としたアラートをご登録の場合、Embaseを対象としたアラートに自動的に移行されます。

「in process（速報版レコード）」や「article in press」などのドキュメントステータスは、コマンドラインでの検索による限定のほか、詳細検索の検索オプション画面でチェックボックスを使って選択できるようになります。

「Embase（索引済みレコード）」や「MEDLINE（MEDLINE由来レコード）」についても、コマンドラインでの検索による限定に加え、詳細検索の検索オプション画面部分でチェックボックスを使って選択できます。

Embaseの医療機器情報が、対応する限定詞（サブヘディング）と共に索引されるようになります。

医療機器用の限定詞（サブヘディング）はオンラインシソーラスの限定詞タブでお選びいただくことで検索に反映できます。

"Triple indexing links"が登場します。他のシソーラス用語と組み合わせて検索・表示が可能です。3段階の索引を行うことで、原文の内容をより正確に指定できるようになります。シソーラス用語（EMTREE）とキーサブヘディングに加え、もう一つの概念が　"--"　で結ばれて表示されます。

"Triple indexing links"は通常の主題フィールドコード、EMB・MJEMBおよびSUで検索できます。

XML 2.0構造変更

今回の強化に際して、XML2.0の構造を2016年12月より変更いたします。以下の例のように「QualifierNameSubLink」という新しいタグを設けます。このタグは、存在しないケースやまた複数存在するケースもあります。

今後詳細な情報を追加でご案内する予定です。Embaseの強化に関するお問い合わせはヘルプデスクヘルプデスクまでお寄せください。