県警は四日、県内の主要な社寺と観光地を対象にした正月三が日の人出をまとめた。初詣で客と行楽客の合計は、前年より3・4%(約四万人)増加の約百二十一万七千人。観光地は減少したが社寺が伸び、全体で二年連続の増加となった。県警地域課は「天候に恵まれたほか、休みが四日まであったことが人出を押し上げたのではないか」とみている。
まとめでは、主要十五社寺を訪れた初詣で客は百十四万三千六百人で、前年に比べ5・2%(五万六千二百人)増加した。中でも、展覧会を開いている金刀比羅宮(琴平町)が県内最多の人出となる二十三万人を記録。総本山善通寺(善通寺市)や田村神社(高松市)などでも増加が目立ち、半数に当たる八社寺で前年を上回った。
一方、主要三観光地は前年比17・9%(一万六千四十人)減の七万三千三百六十人。栗林公園(高松市)は同7・9%増えたものの、ニューレオマワールド(丸亀市)は同6・5%の減少、与島(坂出市)は同30・6%減と大幅に落ち込んだ。
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