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　伯耆国「大山開山１３００年祭」が２０日、天台宗の古刹（こさつ）・大山寺（鳥取県大山町）で営まれる開創法要を皮切りに本格的に開幕する。節目を直前に控えた大山寺では１９日、祭り行事で参加者に配られるお札の袋詰めなど準備に追われた。

（２１面に関連記事）　祭りは、官民が一体となり、長い年月にわたって信仰の対象、多くの人々に恵みをもたらした山の歴史文化をさまざまな視点で深掘りし、魅力を再確認する取り組み。

　１９日の大山寺地区は、降雨の影響で気温は１０度以下。暖房器具が必要な寒さの中、お守りや札を販売する観音堂では、同寺普明院の藤谷実道住職らが準備に大忙し。お守りを購入したり、朱印を求める参拝者の接客をしたりしながら、法要とみこし行列の参加者に配る記念せんべい、家内安全などを祈願する札を袋詰めした。

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