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米国でソフト販売モデルが終焉? 1年で激変した企業向けIT市場

XXXX.XX.XX 日経ソリューションビジネス 第XXXX号 X〜X頁 (全XXXX字)

 

自分たちの事業モデルは、もはやダメか――米国では企業向けITベンチャーの間に、そんな停滞感が漂う。Googleの急成長に象徴されるように、企業向けIT市場は消費者向けIT市場に圧倒されつつある。

 「たった1年間で、こうも変わるものなのか」。X月X日とX月X日の両日に○○○○で開かれた米○○○○主催の「エンタープライズ ベンチャーズ 2006」に参加した最初の感想である。

エンタープライズ ベンチャーズは、14回目を数える歴史のあるカンファレンスだ。基幹系業務ソフト製品・サービスを提供しているベンチャーのCEO(最高経営責任者)がプレゼンし、資金を集めたり事業パートナーを探したりするための場を提供する。セコイヤキャピタルやドレーパー・フィッシャー・ジャーベストンなどの有名ベンチャーキャピタリストも参加している。

〜中略〜

エンタープライズ ベンチャーズ 2006のカンファレンスで初めてお会いした、西海岸のビジネスコンサルタントとして著名な日本人A氏は、次のように語っていた。「この1年で消費者向けのITは大きく発展した。その変化を受けて、企業向けのITがどう成長するのかだけが知りたくてこの会議に来た。確信したことは、企業向けのITは消費者向けのITにこの1年で大きく水をあけられたということだ。Googleの影響力は、やはりすさまじいものだ」。

冒頭で触れたエンタープライズ ベンチャーズ 2006の奇妙な静寂は「企業向け市場が消費者向け市場に大きく水をあけられ、当分大したイノベーションは生まれない」というベンチャーコミュニティ総体として出した結論を反映したものだ――私はそう考える。

日経BP社

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