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Web2.0――三つのキーワード

XXXX.XX.XX 日経ベンチャー 第XXXX号 X〜X頁 (全XXXX字)

 

SNS

「未来の仲間」と出会える場所

 インターネットを使ったコミュニケーションツールの一つ。03年ごろに米国で始まったサービスで、日本では04年から本格的な展開が始まった。

SNSに参加するにはまず、自分の趣味や居住地などを登録し、プロフィールのページを作る。友達の友達と知り合ったり、同じ趣味を持つ人を探し出す機能を利用して「独自のコミュニティ」も作れる。  

「招待制」のものとそうでないものがあるが、日本最大手の『mixi』は招待制。友人に「招待メール」を送ってもらわなければサービスを利用できない。

「共通の趣味を持つ仲間を見つけたい」「欲しい情報を持つ人を探したい」など、目的を持って入会すると満足度が高いようだ。

口くちコミ

「生の声」が満載
市場調査に打って付け

サイト上で個人が簡単に書き込みができるようになり、消費者ニーズの収集も手軽になった。口コミサイトはこれを利用し、投稿を集める。中立的な立場で収集するので、より「生の声」に近い。消費者のニーズを探りたい企業にとっては「宝の山」だが、悪いうわさが流れるスピードも速い。今まで以上に「商品力」が問われる時代になった。

ロングテール

ネット販売でコスト低下
「チリも積もれば山」となる

企業の製品別販売数を恐竜の姿に例えると、種類は少ないが販売数が多い主力商品は頭や胴体。一方、種類は多いがそれぞれの売上高が低いニッチ商品は長い尻尾(ロングテール)だ。

 「主力(頭、胴体)」の売上高は従来、「ニッチ(尻尾=ロングテール)」を上回っていた。しかし、インターネットによる販売コスト低下で「チリも積もれば山」の「ロングテール」の売上高が「主力」を上回るといわれる。

日経BP社

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