○○○○○○も新制度を利用し安全体制を盤石に
機械設備や生産システムの安全性の妥当性を論理的に評価できる人材「○○○○」が2005年早々にも誕生する。○○○○は安全管理者の新しい資格で,ISOやIECなど国際規格の観点から安全性を見極める「眼」を持つ。○○○○(○○市)がXXXX年X月に東京と大阪で試験を実施し,第1号が認定される。
○○○○は国際安全規格*1の考え方にのっとって機械の安全性を評価する1)。そのために「国際安全規格と人間/機械安全作業システム」をはじめ12の安全スキル*2を身に付けることが条件だ(図1)。
図1●○○○○とリスクアセスメント
○○○○は,リスクアセスメントに基づき安全性を検証する。まず「機械には使用上の限界や誤使用がある」ことを前提に「危険源を同定する」。続いて「リスクを見積もり」「リスクの大きさを評価」し,その機械が安全か否かを検証する。○○○○により「Yes(安全である)」と判断された機械は,残留リスクを明示する「使用上の情報」と一緒に実用化される。逆に「No(安全でない)」と判断された機械は,国際安全規格に従って安全方策を施し「リスクを低減」。再び○○○○によるリスクアセスメントを受ける。なお,12の安全スキルのうち,背景が白い6の安全スキルが,セーフティ・サブアセッサに必要な基礎コース。
図2●設備改造や工程変更に伴う災害リスクの増加
設備を改造すればあらゆる危険の可能性が高まる。一方,材料を変更したりすると火災など新たなリスクが生じる。さらに異常が発生した場合には,既存の危険源に暴露される頻度,時間が増え,形態が変化する。
図3●工場の安全管理体制
リスク評価やリスク低減方策の妥当性を第三者的に検証する「安全・TPMチーム」を置いた。その中に「SE(Safety Engineer)」が含まれ,製造部長の権限の一部を代行する。SEは今後,○○○○制度の資格を取得していく。なお,図中のRAはリスクアセスメントのこと。
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