県は六日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産暫定リストに登録されている「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」のシンボルマークを発表。教会やステンドグラスをイメージした色彩豊かなデザインに仕上がっており、今後普及を目指す。
県教委世界遺産登録推進室はX月XX日からX月X日までシンボルマークの候補作品を募集。県内外のXX人が計XX作品を応募し、最優秀賞に○○市の主婦、○○○○○さんの作品が選ばれた。シンボルマークは○○さんの作品を基に県が加筆修正して作成した。
マークは、ステンドグラスの色をした“手”によって支えられた教会を表現。歴史ある遺産を人類の宝として守っていく意志を強調した。教会の周りには山や島、海を描き、長崎の教会が自然に溶け込んだ中で文化的景観を生み出していることもアピール。教会に通じる道は、海を渡って長崎にキリスト教が伝えられたことを意味しているという。
国外でもPRできるよう、暫定リストに登録された英語訳通り「Churches and Christian Sites in Nagasaki」と記した。
県は今後、このマークのシールを作成。県庁や企業に配るなどし普及を目指す。名刺、ポスターなどさまざまなものにデザインできるよう工夫するという。同推進室は「長崎のキリスト教と教会の歴史性を表したマークができた。国内外にアピールしたい」と話した。
【写真説明】
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」をPRするシンボルマーク
※このサンプルは検索結果のイメージです。