上場X日目の○○○○・メディア(AMI、37XX・東マ・一株)が3日連続ストップ高のもと、100万円大台を突破してきた。これで、公募価格から6倍高。初値からでも45%高となったが、躍進の手掛かりとなっているのは、好需給とともに、音声認識関連ビジネスの高成長期待だ。
同社は音声認識の総合ソリューションを提供するリーディングカンパニー。音声認識とは、人間の話す音声をコンピューターで自動認識するもので高度な技術力を要する。今後、高齢化社会が進展するなか、医療・介護現場をはじめ、オフィスの無人受付システムや、会議の議事録自動作成、カーエレクトロニクス分野や、駅の自動販売機などの領域まで、幅広い普及、拡大が期待される有望市場といえよう。
今春には、ガンホーの急騰に伴って、オンラインゲーム関連や、いわゆる“萌え”関連株が連想買いに相次いで値を飛ばした経緯がある。新興市場で主役人気を博しつつあるAMI人気を受けて、周辺の音声認識関連株にも人気波及する可能性がありそうだ。
音声認識関連として挙げられる主な銘柄は表の通り。なお、かつて有力な音声認識関連株とされた○○○は、「本業に集中するため、関連企業を○○○○グループに売却し、すでに撤退した」(会社側)とのことだ。
やはり、○○○や○○○など主力級のハイテク銘柄が中心ながら、すそ野銘柄にも注目は怠れない。
日本証券新聞社
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