復興庁は7日、東日本大震災の被災自治体に対する復興交付金の第8回配分予定額が総額約2142億3000万円(国費ベース)になったと発表した。2015年度分の災害公営住宅に関する整備費を一部前倒し配分したため、申請総額1629億円を上回った。
被害が大きかった岩手、宮城、福島3県の配分額は、岩手488億1000万円、宮城1453億円、福島165億4000万円。事業別では、災害公営住宅整備事業が925億円、防災集団移転促進事業が231億円となった。
同庁は東京電力福島第1原発事故による長期避難者の生活拠点整備を目的にした「コミュニティー復活交付金」の第4回配分額も公表。避難者向けの住宅整備費として福島県に計127億5000万円を交付した。県は計画する4890戸のうち、新たに217戸分の建設に着手する。
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