○○○と○○○研究所(川崎市、○○○○社長)、○○○フロンテック(東京都稲城市、○○○○社長)は13日、フィルム基板を用いたカラー電子ペーパー=写真=を開発したと発表した。電子ペーパーはさまざまな研究開発が行われているが、電力がなくても表示を維持できるメモリー性や、カラー表示、曲げることができるフレキシブル性のすべてを実現したのは世界で初めて。バス停などの公共の場所での情報表示や商品広告など、紙のように扱える新しい電子メディアとしてさまざまな応用が可能だという。○○○では、マーケティングや実証実験などを展開し、0X年度の商品展開を目指す。
今回開発した電子ペーパーは、表示し続けるための電力はゼロで、書き換えも従来の数百分の1から数万分の1の省電力化を実現した。
また、赤、緑、青の3枚の表示パネルを積層した構造を持ち、カラーフィルターや偏光板が不要なため、従来の反射型LCDに比べ、より明るいカラー表示を実現した。表示を維持するために頻繁に書き換えを行う必要がないため、ちらつきもない。また、フィルム基板を用いているため、曲げても使える。
この電子ペーパーは電車の中吊り広告や、レストランのメニューなどのほか、マニュアル、作業指示書の必要部分だけの表示・携帯など、さまざまなシーンで利用できるとして、○○○グループでは、今後マーケティングや実証を進めていく考え。
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