松江市は、環境に優しい天然ガスを燃料源とした低公害の「CNG(圧縮天然ガス)バス」の二〇〇一年導入をめざし、研究を進めている。全国的には東京都や横浜市など大都市で既に運行。実現すれば中国地方では初の登場となる。
同市がCNGバス導入の検討を始めたのは、来春完成をめざすガス局の新ガス基地建設がきっかけ。現在のプロパンガス系の都市ガスをLNG(液化天然ガス)へ全面転換するため新しい基地を工事中。ほぼ同じ時期に隣接地に市営バスを運行する交通局を移転する計画があるため導入の研究を始めた。
ガスタンクに隣接してバス発着地を設けるため、ガス充てんを容易にできるのが利点。ガス局と交通局を持つ松江市ならではの取り組み。
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