Part1
Javaプログラマ必見の
スクリプト言語「Groovy」
Groovy(グルービー)は2004年8月に満1歳を迎えた,新しいオブジェクト指向言語です。Javaで開発され,Java仮想マシン(JVM)の上で動作します。RubyやPythonなどのいわゆるLightweight Language(LL:軽量な言語)をはじめとする言語から,動的な型付けや簡潔な構文など様々なエッセンスを抜き出し,それをJavaプログラマが違和感なく受け入れられる形で提供しています。
まず,Javaのオブジェクトをシームレスに扱うことができ,文法もJavaをベースにしているため習熟が容易です。GroovyではJava環境に用意されている様々な資産(ライブラリ)を簡単に活用できます。逆にJavaプログラムの中でGroovyスクリプトを呼び出して評価,実行することもできます。つまり「Javaのネイティブ・クラスを使うGroovyスクリプトを,別のJavaプログラムの中から評価して実行する」なんてこともできるのです。
日本語版Squeakの作者の一人で,上述の多言語化Squeakホームページの運営管理をされている○○○○氏は,eToysプロジェクトを交換する場「プロジェクト置き場(http://swikis.ddo.jp/abee/3)」と題したサイトも提供してくれています。ここには様々な年齢層の人が作ったプロジェクトが公開されていますので,eToysでどんなものが作れるのか,ぜひのぞいてみてください。
このサイトは,書き換え可能な「Wiki」というWebアプリケーション*16で運営されているので,公開されたプロジェクトの入手はもちろん,自慢のプロジェクトを追加・登録して紹介文を自分で書くこともできます。皆さんも,小学生に負けない作品を作って,公開してみてはいかがでしょうか。
※このサンプルは検索結果のイメージです。