陪審員制などで身近になった法律に親しんでもらおうと、富岡市の○○高校(○○校長)でXX日、二年生約百五十人を対象とした法教育が行われた。群馬弁護士会の講師を迎え、過去の裁判事例を題材に白熱した議論が重ねられた。
日常生活の中に法律が生きていることを学び、法を基礎とした論理的な考え方を身に付けるのが狙い。群馬弁護士会の法教育部の協力で開かれた特別授業は、今回で二回目となる。
取り上げた事例は、アイドルグループの暴露本差し止め請求事件。裁判所から下された出版差し止めの仮処分に対して、生徒たちが芸能事務所側と出版社側の双方の弁護士役となり、討論した。
「静かな私生活が妨げられる」「多大な費用がすでにかかっている」などと、憲法の条文に照らし合わせ、プライバシーの権利や財産権を互いに主張し、法への理解を深めていった。
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