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商品比較サイトの強力価格破壊 品物の値段、ひと目でわかる

XXXX.XX.XX 週刊朝日 22頁 写図有 (全4273字) 


 インターネット上で商品を売るネットショップが増えるにつれ、「価格比較サイト」が注目を集めている。これは、同じ商品を買うのにどのショップが安いかがひと目でわかる、いわば“ネット秋葉原”とでもいうべきもの。パソコンなどは秋葉原より激安の商品もあり、「新たな『価格破壊』が起きる」と指摘する声も出ている。

 「日本の『流通王』になりたいんです」

 若き日の○○氏(××××会長)を彷彿とさせるかのように話すのは、○○○○氏。まだ二十七歳、「×××コム」の社長だ。「人が商品を買うとき、いちばん気にするのは『価格』です。私は、いろいろな商品について、『日本での最低価格はこれだ』というのを提示し続けたいんです」「×××コム」は、インターネット上で、会社名と同名の「価格比較サイト」を運営している。

 インターネットのヘビーユーザーやオンラインショッピングの経験者はともかく、「価格比較サイト」といっても、おわかりにならない読者もおられるだろう。

 インターネットの普及に歩調を合わせて、ネット上で商品を販売する「ネットショップ」は、いまやおびただしい数にのぼっている。しかし、オンラインショッピングを楽しもうと思っても、膨大なショップサイトを見て回るのには時間がかかる。買いたい商品が決まっていても、少しでも安く買おうと思ったら同じ手順を踏まなければならない。

 そこで、「価格比較サイト」の出番となる。下図をご覧いただきたい。「価格比較サイト」にアクセスすれば、商品ごとに、どのネットショップがいくらで売っているかがひと目でわかるのだ。しかも、各ショップのサイトへはリンクが張られているから、買う決心がつけば、即、注文も可能。つまり、低価格の商品などが簡単に手に入れられるように、消費者とネットショップを「仲介」してくれるのが「価格比較サイト」なのだ。

 実は、○○氏の「×××コム」は、日本における「価格比較サイト」の草分けである。三年前にパソコンの「価格比較サイト」を立ち上げ、口コミで徐々に知名度が上がり、いまやパソコン愛好家で名前を知らない人はいないほどだ。

 「サイトを見ていただければわかるが、とにかく激安商品が並んでいます。パソコンでいえば、秋葉原より三万円ぐらい安い商品がごろごろ。とにかく、最初の一年で、値段が安くない『ワースト5』の情報紹介をやめていき、激安ショップに的を絞っていったからこその結果です」(○○社長)

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朝日新聞社

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