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ミナミコアリクイ脱走事件

2005年6月1日から2日にかけて池袋サンシャイン国際水族館で起きた、「ミナミ
コアリクイ」の「タエ」が檻から脱走した事件。

水族館の一角にある小動物の放し飼いコーナーで飼育されていた、ミナミコアリ
クイの「タエ」(メス 2歳)が、飼育係の目を盗んで脱走したもので、出入り
口の引き戸にカギがかかっておらず、自分で戸を開けて逃げ出した。

体長約50センチ、体重4キロと、小ぶりの中型犬ほどの大きさであることか
ら、人に危害を加える可能性は低いとして通常通り営業を続けたという。また、
巣鴨署に遺失物届けを出している。

スタッフ70人で捜索したが、その日は発見できず、翌2日午前八時半ごろ、約二
メートル離れたペンギンビーチで約六十羽のペンギンに交じって人工岩の上にい
るところを発見、無事保護された。

この事件は、全国紙でも相次いで報道され、インターネット上でも話題になっ
た。水族館にアリクイが展示されているということ、自力で戸を開けて逃げ出し
たという点、更に公開されたタエの写真の可愛らしさなどが話題を呼び、アリク
イが注目されるきっかけとなった。

更に3年後の2008年9月19日、またもやタエが脱走した。

19日朝9時ごろ、開館準備をしていた従業員が姿が見えないことに気づいた。前
日の夜6時、閉館時に鍵をかけ忘れたため、
扉をこじ開けて逃げ出したと見られている。

館内放送で利用客に知らせるとともに、従業員70人が水族館のある9階建のビル
の屋上や周辺のフロアを捜索。
施設のすきまにファイバースコープを差し入れたり、救助犬を使って捜索をした
が発見できず、約3日後の22日午前2時20分ごろに、施設から約10メートル離れ
たペンギンの展示スペースの床下で発見、無事保護された。

20日夜から館内の数カ所で好物のアボカドを床下など四、五カ所に設置したとこ
ろ、一カ所でエサが食べられた形跡があり、付近をビデオカメラ三台で監視して
いたところ、タエの姿を発見。飼育員が名前を呼びながら付近を捜索していたと
ころへ姿を現した。

いったんは床下に逃げ込んだが、飼育員が床をはがして捕まえた。その後はやや
疲れた様子で子どもと一緒に寝ていたという。担当者は「3日間の逃亡疲れでは
ないか」と解説する。

水族館は扉の形状を変えるなど、再発の防止を検討している。