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結果がわかるまでが意外と長いんです
商標登録をしてみよう
〜その2 出願登録編〜
2008年10月14日 (text by みず)

前回のコラム「商標登録をしてみよう〜その1 事前調査編〜(前編) (後編)」で商標登録の事前調査を行いましたが、いよいよ、次は実際に出願登録を行います。

弁理士さんと相談して、商標の確定

商標の候補を弁理士さんに相談してみましょう。弁理士とは、特許や商標等に関する手続きを(申請者本人に代わって)行うことができる国家資格を持った専門家です。

弁理士さんは、商標の候補そのものに類似性があるか、商品役務の類似性がないか調べます。特許庁ホームページでは、「どのような商標が登録にならないのか」を掲載していますので、こちらをご参照ください。これで問題がなければ、いよいよ出願手続きに入ります。

前回、「じゃあ、自分たちで商標をとってみよう!」ということで事前準備を行い、大丈夫そうだということになりました。 その結果をもって弁理士さんに相談してみたところ、希望していた候補で権利化できそうだということでしたので、弁理士さんに手続きの準備をお願いしました。

実際の出願方法

商標出願は、書面手続きによる「紙による出願」とオンラインによる電子出願があります。最近は、インターネットによる電子出願による手続きが増えています。ブロードバンドによる大容量のデータを高速に送信することができ、さらにマルチペイメントネットワークを利用した「電子現金納付」が可能となっています。

出願の実務は、弁理士さんに依頼して済ませることができます。もちろん、ご自身で手続きすることも可能です。

出願してから取得まで

特許庁に商標出願すると、通常、書類を揃えて出願してから1〜1ヶ月半程度で特許庁から出願番号が振られ、申請者には「出願番号通知」が送付されてきます。これは特許庁で出願依頼が受理されましたよ、という意味合いです。

一方、出願番号が振られた商標は、内容が公開され(公開商標公報)、まずはじめに「方式審査」が行われます。 方式審査とは、要は”書類に不備がないかどうかの確認”です。不備がなければやっと内容の審査に入ります。

さて、内容の審査が問題なく完了すると特許庁から「登録査定」が出るわけですが、ここで終わりではありません。 登録査定がおりたら特許庁に登録査定料を納付し、設定登録がされると初めて商標として正式に認められるのです。

なお、ここで登録できた商標ですが、永遠に権利を持てるわけではありません。この権利が相続するのは10年間です(もちろん10年後、更に延長することもできます)。

詳しくは(独)工業所有権情報・研修館 「取得までの流れ 商標」をご覧下さい。

まとめ

商標出願と聞くと、難しそうで自分にはできない!と思う方も多いと思います。そんな時には、公的な相談窓口がありますので、ご紹介しましょう。お近くの機関でご相談ください。

  • 独立行政法人 工業所有権情報・研修館 相談部
    産業財産権に関する一般的な相談を受付します。
  • 社団法人 発明協会 各都道府県支部
    発明協会の都道府県支部は、各地方の産業の振興、科学技術の発達に寄与するため、それぞれに地方の特性に則した活動を地方公共団体、商工会議所等と連携して推進しています。
  • 日本弁理士会
    特許・実用新案・意匠・商標の出願手続、調査、鑑定、異議申立、訴訟はもちろん、諸外国の制度や知的財産権全般について弁理士が無料で相談に応じています。お気軽にご利用下さい。

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