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この機会に朝食をご飯にしては?
穀物価格の高騰で、米飯復権?(前編)(後編)
2008年9月16日 (text by み)
秋需要と市場の追い風を受けて、各社ラインナップにも力が入っています!

上半期で大きく売上げをのばした「釜めし・炊き込みご飯の素」市場。各社、秋のシーズン到来に向け、商品ラインナップにも力が入っているようです。

丸美屋食品工業では、シーズンインに向け季節の定番「松茸釜めしの素」、さらに下ごしらえに手間のかかるゴボウを手軽に味わえる「とりごぼう釜めしの素」を発売。

永谷園では日本料理「なだ万」が監修した、釜飯の素「なだ万 釜炊きごはん 炭火焼き鶏五目」を新発売。
炭火で焼き上げた鶏肉など7種類の具材と、干しエビ、貝柱のうまみを生かした、価格500円という既存商品の倍近い高級路線で打ち出した商品です。

他にも、増加するシニア層の本格志向を意識したラインナップとしてヤマモリの「ごちそう釜めし 鶏」、「ごちそう釜めし 松茸」なども注目です。

まだまだつづく食料品値上げ、今後もお米周辺市場から目が離せない

このところ小麦やトウモロコシなどの主な穀物の国際相場は落ち着きを見せていますが、食料品の値上げラッシュは止まらない。サントリー、ニチレイ、日清、森永乳業、明治乳業など各社が、缶ビールや、冷凍食品、パスタ、チーズなど9月に入って値上げを決めている。これは、以前の上昇分が今になって食料品の価格に転嫁されている為らしい。

この傾向は年内続く見込みで、米飯への注目度もしばらく続きそうです。
お米を作っている農家の方や、先の「ご飯の友」関連メーカーはさぞ、、、と思われますが、なかなかそう簡単ではないようで、2007年産米の価格は過剰生産などを背景に過去最低を記録。稲作経営は大打撃を受けました。現在の需要増は直接農家の方の利益には結びつかないので、農家の方の心情は複雑のようです。

前出の「ご飯の友」関連メーカーも、米飯市場の盛り上がりに期待を寄せる一方、昨年の中国製ギョーザ中毒事件で食の安全意識が高まったことから、各社07年秋季から国産原料を使った製造にシフトした為、国産原料へ調達が集中し価格が高騰、各メーカーは好況下での勢いを維持しながら、原料問題への対応を迫られているが現状だ。

とはいえ、今回の穀物価格の高騰で、国内自給率への危機意識が高まったり、米飯の習慣が定着すれば、長い目でみれば生産者の方への利益還元になるのかなぁと思ったりします。

なにより、てごろな価格でご飯をおいしく食べられるというのが一番。朝にほかほかのご飯と味噌汁や、炊き込みご飯で舌鼓というのもなかなか良い気がします。食欲の秋を迎え、お好みの秋の味覚を是非、楽しんでみてはいかがでしょうか。


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