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GO FOR 2010 サッカーW杯最終予選が始まる!
2008年7月3日 (text by 九)

無敵艦隊スペインが華麗に優勝を決めたサッカー欧州選手権。
やっと毎日の寝不足から解消されたサッカーファンの次の注目は9月から始まる2010年W杯のアジア最終予選だろう。

先月末の組み合わせ抽選会で日本はA組に決まった。ラッキー?はたまたアンラッキー?  今までの日本代表の動向についてG-Search新聞・雑誌記事横断検索を使い調べてみた。

最終予選はラッキー?なA組

先月27日にクアラルンプールで行われたW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会。 日本はA組となりオーストラリア、ウズベキスタン、バーレーン、カタールとの対戦が決まった。

岡田監督の「決して悪いグループではない」というコメントにラッキーなA組という記事も多い。 ラッキーの根拠はこうだ。

アジア最終予選進出10カ国のうち、W杯出場経験のない3カ国はすべてA組
最大のライバルであるサウジアラビア、宿敵・韓国、政治的に緊張状態にある北朝鮮がB組
バーレーンは3次予選ですでに対戦済み

しかし、これでW杯の切符はもらったと思うのは早合点。欧州選手権での『ミラクル』トルコを見ても分かるように最後までわからないのがサッカーなのだ。

オーストラリアはFIFAランキングでアジア最上位国(組み合わせ抽選会時)でありドイツW杯では逆転負けしている。バーレーンは3次予選で初黒星を喫した相手、さらに初戦と最終戦はアウェーという不利なスケジュールでもある。

敵は移動と時差ボケ

最終予選は9月6日のバーレーン戦を皮切りに来年6月17日のオーストラリア戦まで続く長期戦だ。

ホームアンドアウェーの総当たり戦でA組、B組それぞれ上位2チームが出場権を獲得、3位同士によるプレーオフの勝者がオセアニア1位とのプレーオフへ回ることになる。 まずは2位以内になり、すんなりW杯行きを決めて欲しい。

しかし、気になるのがアウェーの遠さである。いずれも10時間以上かかる長距離移動であり、最後の3連戦は日本→ウズベキスタン→日本→オーストラリア→日本という過酷の日程で移動距離はなんと合計2万8000キロということだ。

バーレーン、カタールの時差も気になるところ。今年3月、3次予選のバーレーン戦で日本代表は9日前からドバイで合宿を行った。時差ボケの解消や気候への適応が目的の長期滞在だったが、それが裏目に出てしまい0−1の敗戦という結果に終わった。

その結果を踏まえ、9月のバーレーン戦では2、3日前まで日本で調整しチャーター機で現地入りするというプランを岡田監督は考えているという。

ピンチ?日本代表の人気不振

日本代表戦のチケットといえば、かつてはプラチナチケットで入手困難だった。 しかし、最近の試合をテレビで見ていてもスタンドはガラガラ。人気の低迷が続いている。

昨年、日本国内で行われた7試合のうち観客動員数が4万人を超えたのは2試合だけだという。さらにテレビの視聴率も前回大会のアジア予選と比較すると4ポイントほど下がっているそうだ。

2002年の日韓共催W杯をピークに代表人気が下がってしまっているのだろうか。確かにオシム前監督の病気による監督交代などドタバタもあり、サッカーファンの興味が薄れてしまったのかもしれない。

ヨーロッパ選手権を視察してきた岡田監督には、スペインのように華麗でドイツのように強くトルコのようにミラクルを起こせるチームを作って欲しい。そうすればおのずとファンはスタジアムに戻ってくるだろう。

W杯開催の危機?!

2010年W杯の開催国が南アフリカに決定したのは2004年5月。

FIFAがW杯を6大陸持ち回りで開催することを決めていたため、事前にアフリカで開催されることは決定していた。 南アフリカのほかにエジプト、リビア、モロッコ、チュニジアが立候補していたが、最終的にFIFA理事会での投票で南アフリカが開催国に決定した。

試合が行われるスタジアムはヨハネスブルグを始めとする9都市10会場。FNBスタジアムは10万人近い収容数を誇るスタジアムだ。

しかし、現在治安の悪さなどを理由に南アフリカでの開催を疑問視されているという。日本の外務省がヨハネスブルグを含む4都市について「十分注意してください」と危険情報を出していたり、観戦に来るなら十分に注意するよう警告するインターネットユーザもいるという。

また、電力不足やインフラ整備の遅れ、会場の準備も遅れも開催への不安の原因である。

こういった不安要素に対して、FIFAのブラッター会長は自然災害が理由で南アフリカ開催が困難になった場合を想定し、開催地変更も検討していると公式に認めている。

本大会が行われる南アフリカへの不安もあるが、まずはアジア最終予選を突破することが日本代表の目下の課題である。 海外組の召集も予定されていうことなのでエキサイティングな勝利を期待したい。

(text by 九)

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