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動画サイトで人気に火がついた
ドアラだけじゃない!プロ野球のマスコットに注目(前編)
2008年5月16日 (text by ゆ)

最近、中日ドラゴンズのマスコット「ドアラ」が注目されている。

今年2月には著書「ドアラのひみつ かくさしゃかいにまけないよ」が出版され、5月下旬には公式写真集が、7月にはCDデビューが決まった(歌うの?)ということで、野球ファンにはもちろん、それ以外の方にも認知度が高くなってきているのではないだろうか。

でもプロ野球は12球団。今回はG−Searchの新聞・雑誌記事横断検索も使いつつ、”プロ野球のマスコット”について調べてみたいと思う。

なお、最初にお断りしておくと、筆者はそんなにプロ野球に詳しいわけではありません。このコラムの中で触れるキャラクターの可愛さや格好良さについてもあくまでも筆者の主観に基づくもの。各球団・マスコットファンの皆さまにはその旨ご了承下さい。

ドアラのブレイクしたひみつ

さて、プロ野球のマスコットの中で、何故今ドアラに注目が集まっているのか。

巨大な頭で連続バック転など華麗なパフォーマンスを決め、もともと中日ファンには愛されていたドアラ。

それが野球ファン以外にも知名度が大きく上がったきっかけは、2007年5月に西武ドームで起きた「事件」だ。

踊るチアリーダーや他のマスコットを横目に、何故か棒立ち。背景のボードの陰から踊るチアリーダーをじっと見つめ、「踊れ」という催促で披露する挙動不審な動き……というある意味キモイ姿を写した動画がインターネットの動画共有サイトにアップされ、注目を集めたのだ。

もちろん、ただキモいだけならそれで終わりだが、ドアラの顔や動作、華麗なパフォーマンスなどもあいまって、「キモかわいい」「キモかっこいい」として人気が出てきた。

そしてそんなドアラの人気と個性に目をつけた出版社と手を組み、今年2月に発売されたのが「ドアラのひみつ かくさしゃかいにまけないよ」。予約殺到により当初の予定7千部から7万部に変更され、更に5万部増刷されたということからも、現在のドアラ人気が伺える。

一部のサイトでは「プロ野球人気低迷のカギを握るか?」などとも言われているドアラ。「他にも個性的なマスコットが出てくるかによる」とも書いてあった……ってちょっと待った。

他にもいますよもちろん、個性的なプロ野球のマスコット。

マスコットの役割って?

ところで、プロ野球のマスコットの役割って、どんなことなのか。

所属球団やマスコット自身の性格によって若干違いはありそうだが、以下のようなものが考えられる。

  • ホーム球場でやってきたファンの出迎え・見送り
  • ホーム球場での試合中、イニングの合間にファンへのプレゼントをバズーカ砲撃
  • ホーム球場でホームランが出たときなど、試合の要所要所での盛り上げ役
  • ファン感謝デー、子供向け野球教室
  • 地域イベントへの参加

前半の4つはあなたが球場に行ったことがあってもなくても、ほぼイメージどおりではないだろうか。ホーム球場にいて、とにかくファンを喜ばせたり楽しませたりする、試合中に間が空いてしまうときにもファンを飽きさせない、まさに「ファンサービス」を担当しているのがその役割なのだ。

そして最後の1つ、地域イベントへの参加。ショッピングモールの開店記念イベントだったり、地域のお祭りのイベントだったり、または幼稚園や保育園への訪問など、チームと地域をつなぐ役割としての活動を行っているマスコットも多い。

と、ここまで読んで気付いてくれた方もいると思う。マスコットは基本的に地元を動かないのだ。

西武ドームでの「事件」でその面白さがクローズアップされたドアラ。そもそもドアラの個性が際立っていたのももちろんだが、その映像が動画共有サイトにアップされたことにより、インターネットにおける露出度が飛躍的に高まった。これがドアラだけに注目が集まっている最大の理由ではないだろうか。

だって、正統派あっての個性的。というかそもそも、正統もひとつの個性ですよね?

私的ランキング

というわけで、プロ野球12球団のマスコットを筆者の独断と偏見でご紹介しよう。……と思ったが長すぎるので、別ページで。

最後に、今までの話と一部矛盾するような気もするが(正統派ではなく濃いキャラばかりですみません)、筆者の私的ランキングで締めたいと思う。

1位:B・B(ファイターズ)

紹介欄でも書いたが、コラムがとにかくオススメ。”ぼくは北海道のクマだよー”というノリを期待するとがっかりされるかも知れないが、「職業としてのマスコット」とそこにかけるプロ意識、ファンや球団への熱い思いはとても格好良い。「中の人などいない」というか、中の人=マスコットの魂なんだなーと思わされる。
北海道を旅行した際、札幌ドームに寄り道したけど、そもそもファン感謝デーで人が多すぎ、中に入れなかったのもいい思い出。好きです。

2位:ドアラ(ドラゴンズ)

やっぱりあの「事件」の映像のインパクトが大きかった。そしてついでのつもりで見た映像にあった華麗なバック転・バック宙などとのギャップが。「ドアラのひみつ」も面白かったが、やっぱり動きがあってこそのドアラだと思う(でも本物は見たことがない)。

3位:COOL(マリーンズ)

純粋に見た目が好き。あと、偶然行った千葉マリンスタジアムで、アウェーチーム側にボカボカとプレゼントバズーカ砲をぶち込む役回りだったのも良かった。あの見た目で環境戦士というのもちょっとギャップがあって面白い。

ちなみにB・Bは、偶然読んだ球団サイトのコラムで好きになったマスコット。マスコット全体に興味を持ったのも、B・Bのコラムを読んだからこそ。

でも、COOLは球場で見かけての一目ぼれ。スワローズのつば九郎もそんなにかわいいと思っていなかったのに、球場で見かけたらちょっと好きになりました。

球場の近くにお住まいの方、一度くらいは足を運んで動くマスコットたちを見てみると、意外と好きになってしまうかもしれませんよ。

関連情報サイト
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2008.05.13 中部朝刊 20頁 総合面 写図有 (全1,480字)
2007.11.01 日刊スポーツ 東京日刊 (全804字) 
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