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ペン回しにも侮れない技術が
ペン回し協会まで登場!「ペン回し」ブーム再到来!?
2008年4月3日 (text by 小)

昨日のお昼休み、後輩の男の子が「ついに買ったぁ」と見せてくれたもの。
それは、ペン回し用のペン!!なんだそれ?

学生時代、誰もが目にしていたシャーペンをくるって回す「ペン回し」。今「ペン回し」がブームになっているのだ。早速「ペン回し」についてG-Searchの新聞・雑誌記事横断検索を使って調べてみよう。

「ペン回し」はいつから?

新聞・雑誌記事横断検索を「ペン回し」をキーワードとして検索したところ、1987年に一番古い記事をみつけることができた。

その後、1989年に日本動物行動学会で「ペン回し」のことがパターンの分類を中心に発表されたことにより、いくつかの新聞で「ペン回し」がブームとしてとりあげられている。

当時は「浪人回し」という呼び名ですっかり定着していたらしく、ある教授は運動生理学の立場から「小さい筋肉を動かし続けることは、常に脳に目覚めの信号を数多く送ることになり、プラス効果がある。」「刺激がないと、脳は寝ようとする。貧乏ゆすりと同じ行動だ。」との分析の掲載も見られた。

また「ペン回し」は若者特有の癖と捕らえられ、年配者にはくるくるとペンを回す行為が礼儀に反しているのでは?という問題も提議されている感じだ。

その後は特に新聞で取り上げられるようなこともなく、粛々と続けられていたであろう「ペン回し」が、最近になって表舞台に躍り出て、注目を浴びることになる。

ペン回し協会の設立

その契機が、2007年7月の「ペン回し協会」設立だ。”ペン回しの普及と振興のため、またペン回しを通じた国際理解を目的とする”協会で、なんと現在約1700人もの人が会員として登録されている。(2008年3月末現在)

ここまでくるのには、1997年末に世界で最初のペン回しサイト「私のペン回しの歴史」を開設した近藤英章氏の存在を忘れてはならない。

技の分類、命名ルールの考案、ルーツの研究にも取り組み、現在のペン回しの基礎を作り上げたと評価されている。よってこのお方、ペン回し界の父と呼ばれていている。

世界中で回されているペン

ペン回しは日本だけのものではない。2007年2月には、インターネット上で初の世界大会が開幕されている。

8ヵ国のペン回し愛好者がのペン回しの動画を公開。難易度や独創性、美しさを競い、ペン回しが最も普及しているとされる韓国の男性が優勝した。二位はオランダ、三位はフランスと続き、日本もなんと五位にくいこんでいる。

「ペン回し」初の全国大会

そして、2008年3月30日。ついにペン回し協会がペン回しの日本一を決める初の全国大会「ジャパン・ペンスピニング・トーナメント2008」を晴海トリトンスクエアで開催した。

開会式では「私のペン回しの歴史」の近藤さんがあいさつに立ち、「ペン回しが芸術の域に達した」と感慨深げに語り、「授業中や人の話を聞くときは練習しないように。マナーを守って」とも呼びかけた。

大会では派手な技を披露したさいたま市の高校生、大村龍貴さん(16)が優勝した。
協会は、少なくとも年一回は全国大会を続けていく予定としており、今後ますます「ペン回し」の技を磨くスピナーの熱は過熱していくだろう。

「ペン回し」専用ボールペン

さて冒頭で後輩の見せてくれたペンは、タカラトミーから発売されている「ペン回し」専用のボールペン「ペンズギア」だ。

見た目は長さがちょっと長め?と感じるくらいの普通のペン。
ペンの中央に重心を置き、左右のバランスを均等して回しやすさに配慮しているらしいが、驚くのは両端についているたくさんの金属製リング。
取り外しが自由自在になっていて、0.6グラム単位で微調整ができるようになっている。

なんだかいかにもくるくるまわせそうな雰囲気が醸し出されている。
私もペンをお借りし、試しにクルッ。 ポト。 イラッ。

私には向かないけれど「ペン回し」でつらい受験を乗りきった人はたくさんいるはず。
今また「ペン回し」が熱いです。仕事の気分転換にくるくる回してみてはいかが?

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2007.12.07 東京夕刊 4頁 総合面 写図有 (全492字) ※本文50円
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