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飲む前に知っておきたい
食品のオリンピック、モンドセレクションとは?
2007年7月12日 (text by 小)

モンドセレクション

ビールのおいしい季節、テレビでも様々なコマーシャルを見かけるようになった今日この頃、ザ・プレミアム・モルツのこんなCMをご存知でしょうか?

シュポッ、コポコポコポコポ シュワー

矢沢永吉がビールをついで美味しそうに飲んでいる中、画面いっぱいに映し出される文字

「3年連続最高金賞受賞」
確かにうまい。
「最高金賞品質」

確かにうまそう・・・と感じるこの最高金賞、何の賞か知っていますか?
さっそく、G-Searchの「新聞・雑誌記事横断検索」を使い調べてみた。

世界食品オリンピック?食品のノーベル賞?

最高金賞とは「モンドセレクション」という世界の食品品評会において最も高いランクの特別金賞(GRAND GOLD MEDAL)のことをいっている。「モンドセレクション」は食品の品質向上を目的に、ベルギー政府とECによって1961年に創設さ れたもので、世界的にも権威があることから「食品のオリンピック」とも呼ばれているのです。

また食のノーベル賞とも称されるこの賞、何がどうなったら受賞できるのか?

オリンピックとはいえ順位を競うものではなく、原則審査料を払ってエントリーしたものに大して審査が行われることになっています。エントリーされた商品をベルギー経済省認定の機関が衛生、味覚、包装、原材料などの項目で審査、項目毎を点数化し100点満点で評価、その得点に応じて4段階の賞が与えらるというわけです。

95点〜100点 特別金賞(=最高金賞)
85点〜94点  金賞
75点〜84点  銀賞
65点〜74点  銅賞

さらに同一商品が3年連続して金賞以上を受賞すると国際優秀品質賞を授与される。「3年連続最高金賞受賞」のザ・プレミアム・モルツは「国際優秀品質賞」でもあるわけで、こうなってくると何だか一度飲んでみたくなりますね。

「モンドセレクション」の経済効果?

この高い品質を訴求する効果は売上にも現れているようです。メーカ各社が熾烈な争いを繰り広げているビール業界において、なかなかの好調ぶりを発揮しています。

2006年は前年の4.3倍となる5百55万ケース(1ケースは大瓶20本分)を売っていたのが、なんと2007年6月は月間販売数量が100万ケースを突破した、とニュースになっているではありませんか。

この好調な売上の背景に、あの「3年連続最高金賞受賞」のキャッチが大いに一役かっていると考えられるでしょう。

「モンドセレクション」受賞セレクション

5月28日、今年も授賞式が行われた「モンドセレクション」。2007年の栄えある受賞食品の中から歴史を感じるもの、健闘を伺わせるもの、世界で審査してもらっていいの?というものを一部ご紹介。

 和歌山県・田端酒造の大吟醸酒「羅生門・龍寿」 19年連続最高金賞受賞
 秋田県・寛文五年堂の「いなにわ手綯(てない)うどん」 9年連続最高金賞受賞
 不二家・「アーモンドチョコレート」「まろやかミルクチョコレート」最高金賞受賞
 福岡県・樽味屋の「カリカリらっきょう」 漬物で初めて最高金賞受賞
 広島県・ますやみその「見返り美人」 赤味噌、白味噌でW金賞受賞 
 その他、沖縄県・JCCの「龍潭豆腐よう」、熊本県・江藤さん開発「オルガ無洗米 熊本 産ヒノヒカリ」、静岡県・小柳津清一商店の玉露「極」etc

まさに「枚挙にいとまなし」といったところ、こうしてみるとあらゆる地方の企業が参加していることがわかります。そして受賞についての各社のコメントも「伝統的な味を世界に広めたい」「県外にアピールしたい」「信頼を回復したい」「品質の安定に努め、より良い製品造りを目指したい」等々いろいろありました。一様にどのコメントにも商品に対する熱い思いが感じとれたのはとても印象深かった。

作り手の熱い思いがこもった「モンドセレクション」受賞食品、是非一度お試しあれ。

関連情報サイト
関連記事情報(for G-Searchデータベース)
2007.07.11 日本食糧新聞 (全233字)
2007.06.22 毎日新聞 地方版/和歌山 22頁 (全255字)
2007.06.26 毎日新聞 地方版/島根 22頁 (全271字)
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