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大人気スイーツが登場
高まる高級志向!あなたは何にお金をかけますか?
2007年6月7日 (text by や)

私の高級志向

今年の春、東京ミッドタウンにザ・リッツ・カールトン東京がオープンした。
”超富裕層”をメインのターゲットとしたラグジュアリーホテルである。

近年、ホテル業に関わらずこのような”高級志向”のサービスや店舗の展開が続いている。
より安価なものをもとめるユーザがいる一方で、最近は”高級”というブランドを選択するユーザとの二極化が進んでいるようだ。
景気回復の後ろ盾もあり、”高級志向”はますます進むとの考え方もある。
今回は、そんな”高級志向”の商品やサービスを『新聞・雑誌記事横断検索』を使って紹介する。

最近の”高級志向”

まず”高級志向”と聞いて、どのようなことを思い浮かべるだろう。
おそらく、「一個何十万、何百万もするブランドもののバッグやアクセサリーなどを求めること」ではないだろうか。

しかし、最近の”高級志向”は少し違う。
もちろん、高級バッグやアクセサリーを求める”高級志向”は今も存在するが、それだけではない。
元来安価なものに対しても、”高級さ”が求められるようになってきているようである。

100円? or 250円?

ここに2つのドーナツがあるとする。見た目はあまり変わらない。
違いは材料。当然、材料が違うということは値段も違う。

一方は通常のドーナツで1つ110円。もう一方は厳選した小麦粉を使っている高級ドーナツで1つ250円。
さて、あなたはどちらのドーナツを購入するだろうか。

ここで、「高級ドーナツを食べてみたい」と思った人は、食べ物に対して多少なりとも”高級志向”があると言えるだろう。

ここで紹介したのは、先月東京渋谷にオープンした高級ドーナツ店「アンドナンド」のメニューである。
「大人のドーナツ」をコンセプトに国内大手のミスタードーナツが新展開したもの。
開店から1ヶ月経った今でも人気は衰えず、長蛇の列が出来ている。

これまでミスタードーナツは、都心部では店内での飲食ニーズが高く採算が合わないことから、郊外を中心に店舗展開を行っていた。今後も「ドーナツカフェ」という新しい形態を都心に広める方針のようだ。

自分へのご褒美

記念日やクリスマスにこのようなことを考えたことはないだろうか。

「年に一度のことだし、いつも頑張ってる自分にご褒美を」

記事によると、近年バレンタインに自分用の高級チョコを購入するなど、自分に対する投資を惜しまない人が増えてきているという。

昨年のクリスマスには、愛知県で販売された一斤5500円のパンがあっという間に完売したという。
他にも、秋田では10万円のおせち料理に数件の注文が入り、青森ではバレンタイン用の1粒1000円する金箔入りチョコレートが完売した。

普段は切り詰めた生活を送っている人も、特別な日にはお金を使う傾向が高まっているようである。

最高クラスの”高級志向”

さて、最後に”高級志向”の極みとも呼べるラグジュアリーホテルの一例を紹介する。

冒頭で紹介をしたザ・リッツ・カールトン東京には、アジア最高級のスイートルームが存在する。
最上階である53階に位置し、広さ300平方メートルであるこのスイートルームの宿泊料金は、なんど一泊210万円。これまでの国内最高が250平方メートル、84万円であることからも桁外れの規模であることがうかがえる。

部屋の設備のほかにも、ロールスロイスでの送迎、ラウンジで1カラットのダイヤモンド入りマティーニなどを満喫し、ジムやプールなどが完備された会員制スパの利用も可能だ。
最高級スイートに宿泊し、これら全てのサービスを利用すると、合計請求金額は1000万を超える。

それでも、リッツ・カールトンが高い人気を誇るのは明確な顧客設定をしていることだという。
これぞ”高級志向”の頂点を求める社会的地位や経済力の高い超セレブ向けのサービスなのである。

”高級志向”の今後

バブル崩壊を経験した現在の日本において、100円均一ショップや回転すしの人気は引き続き高い。
一方、ここ数年で景気は回復傾向にあると言われ、それに後押しされた”高級志向”への二極化も進んでいる。

銀座には、旅行代理店の高級店がオープンし、高級志向のコンビニが本場であるアメリカへ逆上陸もしている。
今後も、”高級志向”にあわせたサービスが様々な業界で展開されていくだろう。

消費者心理としては、”高級”なものを安く手に入れたいのが本音ではある。
しかし、あえて”高級”な金額でそれらを入手することで、”気持ちの充足”を手に入れているのではないだろうか。
物があふれ、1つの物に対する思い入れが少なくなってきている現代社会において、”高級志向”が広まっているのは当然なのかもしれない。

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