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今年はいつ咲く?
さくらの開花予想ダービー、日本気象協会が今年から参戦
2007年3月12日 (text by こ)

開花宣言

今冬は、東太平洋赤道上の海面水温が上昇するエルニーニョ現象、北極圏からの寒気の南下が弱かった影響で、記録的な暖冬となった。このため、さくらの開花も促され、かつてない早咲きが予想されている。

もっともポピュラーな気象庁開花予想が3月7日に発表されたが、そのほか民間のウェザー・ニューズ社、さらに、今年から初めて日本気象協会が発表に参戦している。各機関の違いをG-Searchの「新聞・雑誌記事横断検索」と各機関サイトで調べてみた。

各機関の開花予想日の比較
3月7日発表3月5日発表2月26日発表
地名気象庁ウェザー・ニューズ日本気象協会
青森未発表4/204/15
仙台未発表4/4 4/4
新潟4/3 4/3 4/1
金沢3/31 4/1 3/29
前橋3/29 3/24 3/24
東京都心3/18 3/19 3/20
静岡3/13 3/25 3/22
名古屋3/20 3/22 3/20
京都3/28 3/27 3/25
大阪3/25 3/22 3/24
広島3/25 3/23 3/22
高松3/17 3/22 3/24
福岡3/20 3/19 3/19
鹿児島3/31 3/23 3/25

各機関の地域別の開花予想は上記の通り。

東京都心の基準になっている靖国神社の桜の開花予想は、気象庁発表が18日、ウェザー社が19日、日本気象協会が19日と、各機関それほど大差はない。

ギャップがあるのは、気象庁が全国でも最も早い13日と予想した静岡市。ウェザー社が25日、気象協会が22日と大幅にズレが生じている。気象庁は高松市でも観測史上最も早い17日の開花を予想しているが、ウェザー社、気象協会はそれぞれ22日、24日。果たしてどれが当たるのだろうか。静岡市、高松市ともに、気象庁予想通りに開花すれば、それぞれの地域で1953年の統計開始以来、最も早い開花になるとのこと。

東京都心でも平年と比べると10日ほど早く、予想通りなら02年(16日)に次ぐ2位タイ記録になるなど、全国的に見ても今年は概ね平年より早い開花となる見通しだ。

ウェザー・ニューズ社発表

4年前から発表を始めたウェザー・ニューズ社の特徴は、民間ならではのフットワークの良さだろうか。

携帯を活用して「さくらモニター」を集い(3/12時点で約1万4400人)、各モニターからの情報から、全国の名所の桜のつぼみの状態を把握し、育ち具合も参考にして、最新の開花予想日に反映している。そのため、発表も小刻みに行っており、2月26日の第一回の発表を皮切りに、3月5日には第三回目の発表を行っている。全国600地点の名所別のピンポイント予想も特徴的だ。

日本気象協会の発表

今年から満を持して、予想を公表した日本気象協会。
過去46年の2〜3月の気温と開花日の相関関係を独自に分析し、予測精度が高まったことから、独自の公表に踏み切ったとのこと。昨年までは気象庁が発表した開花予想を同協会サイトにも掲載していたが、毎年、気象庁発表前から、花見の予定を組む人からの問い合わせが多かったため、気象庁よりも早い2月26日に発表を行っている。

そのほか、日本気象協会のサイトでは、各地の名所情報、おすすめ花見コースなど関連情報も充実しており、お花見を楽しみにしている人たちへの配慮が感じられる。

長年の信頼か、民間の柔軟性か、ローカル情報か?

各機関、さまざまに思考錯誤をしながら、予測精度の向上、花見客ニーズに応える工夫をしていることが見受けられる。

しかし、1955年から開花予想を行っている気象庁発表の信頼感は厚いようだ。桜の名所である千鳥ケ淵を持つ東京都千代田区は、気象庁発表を元に、今年の「さくらまつり」を23日からの10日間と決めたとのこと。

お花見大好きな日本人。本格的な花見シーズンを迎えるまえに、幹事さんはこれらのネット上のこれらの情報を活用しつつ、ローカルな身内のネットワーク、自らの足も駆使しながら、当日に万全の態勢で臨めるよう頑張ってください。

関連情報サイト
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