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何故か?
何故かトイレットペーパーの話
2007年1月11日 (text by ほ)

トイレへの思い

昨夜、今回のネタを考えているときに、こんな「ドッキリ」を思いついた。
あるターゲットの行く先々のトイレの紙が、すべて残り10cmなのだ。ターゲットは「チッ」と舌打ちしながらトイレットペーパーを交換する。それがずっと続くのだ。考えただけでイライラするでしょ。
あまりに身近すぎて気づきにくいが、すぐそこにあるストレス。それはトイレットペーパの交換。


正確にいうと「使い終わったトイレットペーパーの芯と新しいトイレットペーパーの交換」ということになるのだが、面倒なので、「トイレットペーパーの交換」ということで話を進める。


自分の中のトイレットペーパーの歴史はいわゆる「チリ紙」から始まる。いまでは「毎度お騒がせします、チリ紙コーカンでございます」にのみ、その片鱗が残るあれである。もちろんその当時のトイレは「和式のボットンタイプ」だ。
そのような状況でトイレットペーパーはどのように配備されていたかというと、四角い木製のお盆のようなものに、チリ紙が山のように置かれていたように記憶する。トイレに入った途端に紙の残量は一目瞭然だった。紙のことで特に気を病んだりすることがなかった時代だ。

その後移り住んだ家は「和式の水洗タイプ※1」だった。
水洗トイレの出会いは、すなわちロールタイプのトイレットペーパーとの出会いでもある。なぜなら「ちり紙」はものすごくゴワゴワしており、水洗トイレに流れるようなシロモノではなかったからだ。

人類とトイレットペーパーとの静かなタタカイが始まったのだ。そう、面倒なトイレットペーパー交換とのタタカイだ。

※1
余談だが、この頃の水洗トイレはタンクが天井近くに設置されており、そこからぶら下がった縄跳びのようなヒモをひっぱると水が流れる仕組みだった。
このヒモは強く引きすぎると、切れてしまうことがあり(しかも流れる前にだ!!)、手に残ったヒモをボーゼンと見つめることがたまにあった。
巨大ロールペーパー

直径30cm超のトイレットペーパーを見たのはカナダ・バンクーバー空港のトイレ。
「何?トイレットペーパーの交換が面倒?だったら大きくすればいいっしょ」という大陸的発想である。しかし紙自体ががあまりにも重くしかもシングルだったので、力が必要だったり、途中で引きちぎれたりと、使うのには大変苦労した。あれはユーザーのためというより、トイレ掃除担当者がラクになるようにということであろう。
あれだけでかいと、使い切ったときには逆に感動しそうである。

芯までロールペーパー

一般家庭で巨大ロールペーパーを使うのは現実的ではない。そこで考え出されたのが、真ん中の空間を極端に細くしたロールペーパーである。巨大ロールペーパーが外に向かった大きくなったものだが、逆に内側にでかくなったものがこれである。実に日本的である(ホントか?)。
使用感は「あっもう紙がなくなる。どうしよう」と感じてから、実際になくなるまでが随分長く感じる。ホルダーに固定するために専用の棒が必要で、それが紙の交換を通常のものより面倒にしている。

ここまでが交換の回数を減らす作戦である。

ワンタッチ交換ホルダー

それまでトイレットペーパーは、芯と呼ばれる穴にバネ仕掛けの棒を入れ、それをホルダーによいしょよいしょとひっかけていた。これがトイレットペーパーの交換を面倒に感じさせていた。そこに表れた革命的ホルダーがこれだ。
紙の交換はいたってスムーズ。ホルダー下部から、交換する紙を下からに押し上げると、芯に通る棒がはね上がり、使い切ったペーパーの芯が押し出され、新しいペーパーが装着される。まさに革命・・・・・と使い始めは思っていた。今度は使い終わったときに残る、トイレットペーパーの芯が邪魔くさく感じるのだ。

コアレスペーパー

前述の芯までロールペーパーも芯がなくてよいのだが、ワンタッチ交換ホルダーには使えない。そこで登場したのが、芯はないけど、まるで芯があるように穴が開いているロールペーパーである。この紙とワンタッチ交換ホルダーの組み合わせは、現在考え得る最強タッグではないだろうか。

今後の予想

この先はもう「交換なし」しかないだろう。ベルトコンベアのような永遠トイレットペーパー? いやいや、ウォシュレットのハイテク化でしょう。ウォシュレットのノズルに高感度汚れセンサーや臭いセンサーがついて、的確に汚れを落としてくれるのだ。人類は「拭く」という作業から解放されるのだ。

・・・・でも心配だからやっぱり拭くんだろうな。

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