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次世代ゲーム機どちらに軍パイが?
任天堂Wii・ソニーPS3激突前夜?
2006年9月28日 (text by や)

次世代マ○オ

先週の9/22日から24日まで、千葉の幕張メッセで東京ゲームショウが開催された。
東京ゲームショウの開催は、1996年の初開催から今年が10年目となる。節目の年に任天堂のWiiやソニーのPS3という次世代ゲーム機発売も控え、世界8カ国と地域から過去最大となる148の団体が出展。来場者数も19万人を記録。こちらも過去最多となった。

今回は任天堂とソニーの次世代ゲーム機の動向について、G-Searchが提供する新聞・雑誌記事データベースで調べてみた。

注目は任天堂、ソニーの新機種対決

東京ゲームショウの目玉は年末にかけ発売される、任天堂Wii向けソフトとソニープレイステーション3(PS3)向けソフトだろう。特にPS3は一般ユーザが触れられる初めての機会となり、体験コーナーは満席状態が続いた。

任天堂とソニーといえば、過去にも携帯ゲーム機の「ニンテンドーDS」と「PSP」において、シェアを巡る対決が注目された。

携帯ゲーム機に関しては、任天堂の家庭向けゲーム構想とソニーのハイエンド携帯端末という構想の対決となり、05年3末時点での世界市場への出荷累計では、任天堂が1600万台、PSPが1700万台とソニーがわずかにリードしてるが、その後ニンテンドーDSは、新デザインのDSLiteを発売。2006年7月末には、国内の出荷台数の1000万台突破を果たすなど、勢いは任天堂に向いていると見られている。

今回も両雄の対決が注目されるが、前回同様、製品コンセプトに大きな違いが見られる。

PS3はスーパーコンピューター並みの演算処理装置や、次世代DVDの「ブルーレイディスク」ドライブを備えるなど高精細な映像を売りにする。

一方Wiiは、片手でも操作できる新型のコントローラーを採用。ファミコン、メガドライブなど過去のゲームソフトをダウンロードできるなど、ゲームの経験が無くても、また年齢や性別も関係なく楽しめるゲーム機とした。

このコンセプトの異なりにより購入層も変わってくると見られる。
果たしてどちらのコンセプトが支持されるのか、または、双方が住み分けを果たすのか、関心が集まるところだ。

ゲームソフトに変化が?

ところで今回の東京ゲームショウでは、高齢者や主婦、サラリーマンなど様々な層に対するゲームが発売発表され話題を集めている。

先のニンテンドーDSが、ゲームのシンプルさ・楽しさを追求しヒットした事を受けて、次世代ゲーム機に向けても各ソフト会社では、その流れを引き継いでいるようだ。

例えば、セガは11月に「オシャレ魔女ラブandベリー〜DSコレクション〜」をニンテンドーDS向けに発売する。もともとはスーパーなどに設置された女の子向けの大ヒットカードゲームだったのだが、これが家庭でも楽しめるようなるという。

またコナミでは、株の模擬売買や銘柄検索ができる「株式売買トレーナー カブトレ!」をやはりDS向けに発売する。サラリーマン向けのソフトだ。

カブトレにいたっては、まるでゲームらしくないソフトだが、これらが売れる素地ができてきたということだろう。

このようにゲーム業界としては、任天堂が掲げる誰にでも楽しめるゲームというコンセプトに向かっているように見れる。

それをソニーが打ち破れるか、という構図なのだが、PS3は東京ゲームショウの基調講演で価格の大幅値下げを発表した。
当初6万2790円の希望小売価格を4万9980円にする、赤字覚悟とも見える大幅値下げであり、これにより出荷台数が大幅に伸びると期待されている。

PS3の発売は11月、Wiiは12月、それまでにPS3がどれだけ販売台数を伸ばせるか。
最初のポイントになりそうだ。

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2006.09.23 東京朝刊 10頁 経済面 写図有 (全629字)
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