
最近、牛乳を飲んでますか?
給食から離れた中高校生を中心に牛乳離れが進んでいるようだ。
乳業は2兆円を超す規模の産業だが、肝心の牛乳は消費が減退しており、生産者はあの手この手で消費拡大に取り組んでいる。
さっそく、G-Searchの新聞・雑誌記事横断検索を使い調べてみた。
「3-A-Day」運動
牛乳や乳製品の普及のためにどのような活動を行っているのだろうか?
新聞・雑誌記事横断検索で調べたところ「3-A-Day」という言葉が見つかった。
「3-A-Day運動」とは2003年に米国で始まった運動で、1日に牛乳・乳製品を3回もしくは3品食べようという運動。米国以外に英国、フランス、カナダ、オーストラリアも参加している。
日本ではJミルクや日本乳業協会が中心となり、業界を挙げて運動を推進している他、国内大手メーカーでも同様の運動に取り組んでいる。
明治乳業や森永乳業では従業員とその家族から「3-A-Day」運動を実践する取り組みを既に開始しているそうだ。
従業員自ら牛乳について改めて理解を深め、消費拡大に積極的にその役割を果たすというものだ。来客時や会議での飲み物も牛乳が活用されている。
また雪印乳業では社内「健康3-A-Day運動」キャンペーンとして食事と運動(1日1万歩)の実践を9月から開始するという。
中田英寿選手とコラボ
Jミルクは今年6月のサッカーW杯の際、中田英寿選手がプロデュースしたカフェ「nakata.net cafe」と手を組み、W杯応援用の新メニュー「フラットホワイトコーヒー」などで新たな牛乳の飲み方を提案した。
また、元サッカー日本代表の選手のトーク・ショーで「牛乳と健康」をアピールした。
他には全国酪農青年女性会議が「父の日には牛乳(ちち)を贈ろう」というキャンペーンを展開している。
生産者団体の中酪は、若者をターゲットにした「牛乳に相談だ。」キャンペーンを展開している。
牛乳を飲んだらきれいになれると聞いた女子高校生が一生懸命、牛乳を飲むようになるなど、くすっと笑ってしまうようなテレビCMが人気のキャンペーンだ。
このキャンペーンは2006年カンヌ国際広告祭でプロモーション部門とテレビCM部門で入賞したという。確かに「牛乳に相談だ。」というコピーが記憶に残っている。
広まる「有害説」
健康に良いというのが最大の売りである牛乳だが、最近広まっているのが「牛乳有害説」である。
昨年、米国在住の日本人医師が出版した本の中で取り上げられたものである。
その主張は「牛乳は子牛が飲むものだ。人間が飲むことは自然の摂理に反する」などというものだ。専門家はこの有害説を根拠がないと一蹴するが、生産者やメーカーにとっては普及キャンペーンに水をさされた格好になったことだろう。
きれいになれるかは「牛乳に相談」だが、ヨーグルトやチーズなど上手に美味しく栄養をとって健康になりたいものだ。
おまけ:牛乳好きのイケメンは誰?
- 香取慎吾(スマップ・日本)
日本ミルクコミュニティが牛乳を好きそうなイメージの有名人をアンケートした結果、1位に輝く。確かに風呂上りに牛乳を飲んでいそうなイメージである。
- ニュウナイ(元エナジー・台湾)
台湾の元アイドル。牛乳を意味する中国語「ニュウナイ」をニックネームにしているくらい牛乳が好きなようだ。