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海にもランキングが?!
はじめよう!ビーチクリーン
2006年7月21日 (text by な)

ビーチクリーン

夏のレジャーといって思い浮かぶ所は人それぞれであるが、私は真っ先に海を思い浮かべる。日本は四方を海に囲まれる島国であり、レジャーや産業には欠かせない場所だ。

そんな海(特に海水浴場)にランキングがあることをみなさんはご存知だろうか。
今回はそんな「海のランキング」を『新聞・雑誌記事横断検索』を使って紹介する。

水浴場水質判定基準

前述の「海のランキング」は正しくは「水浴場水質判定基準」と呼ばれるものである。
これは、環境省が判定する国の公的基準であり、「AA」から「A」、「B」、「C」、「不適」まで5段階で評価される。

「不適」以外の海水浴場は海水浴が可能とされているが、「B」「C」と判定された海水浴場では、大腸菌の数が一定量を越した場合、改善対策を求められるなどのペナルティが発生する。

※判定基準
(1)ふん便性大腸菌群数
(2)油膜の有無
(3)COD(有機物の量)
(4)透明度

なお、「AA」と判定されるための条件は次の通り。

(1)大腸菌不検出(100ミリリットルあたり2個以内)
(2)油膜が認められない
(3)CODは1リットルあたり2ミリグラム以下
(4)全透度1メートル以上

今年のMVP(MVS?)

先月6月30日、環境賞から今年の水質調査結果が発表された。

対象となる海水浴場は全部で758箇所。
そのうち遊泳可能で水質が良好な「適(AAとA)」と判定された所は652箇所。
これは、前年よりも2ポイント高く、全体の86%を占める。

今年「AA」と判定された水浴場は399箇所あったが、その中でもCODの量が特に少なく「極めて水質が良好」と判定されたのは次の4箇所である。

  • 秋田県仙北市 田沢湖
  • 東京都三宅村 大久保浜
  • 静岡県沼津市 平沢
  • 沖縄県国頭村 奥間ビーチ

こちらは昨年に比べ大幅減となってしまったが(昨年は12箇所が認定)、環境省によると今年の調査時期は雨の日が多く、河川から流れ込む汚濁物質の量が増えたためではないかと発表している。

誰でも出来るビーチクリーン

10年ほど前から「ビーチ・クリーンアップ」という言葉をよく耳にする。サーファーやダイバーを中心に、自分たちの身近な海をキレイにしていこうというものだ。

「自分一人がゴミを拾ったくらいで何も変わらないのではないか」と思うのは大きな間違い。実際にゴミ拾いやマナーを守ってもらうよう働きかけを行って、水質調査結果が改善されたビーチもあるのだ。

今年、海に行く機会があれば、ぜひ足元を見て欲しい。
「ここの海汚いな」ともし思うことがあれば、1つでもいいからゴミを拾ってもらいたい。

「ビーチクリーン活動」は公的なイベントでなければ行えないというものではない。 ローカル、ビジターに関わらず誰もがどこの海でも参加できる「海を守るイベント」なのである。

関連情報サイト
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2006.06.09 地方版/茨城 25頁 写図有 (全1,759字)
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