sideBトップ バックナンバー 入会案内 G-Search
トップ > G-Search "side B" > 東京タワーは日本一でなくなる?
何故新タワーが必要なのか?
東京タワーは日本一でなくなる?
2006年3月16日 (text by ほ)

第二東京タワー

第2東京タワーというのをご存知だろうか?

NHKと在京民放キー局5社で構成する「新タワー推進プロジェクト」は、首都圏の地上デジタル用の電波塔「第2東京タワー」を、東京都の墨田・台東エリアを第一候補とし、最終調整を進めている。

では、なぜ新タワーが必要なのか?G-Searchで提供する「新聞・雑誌記事横断検索」を使って調べてみた。

最近ワンセグという単語を最近よく耳にするが、これは携帯電話など移動体向けの地上デジタル放送のことである。記事によると、どうもこのワンセグを効率よく受信するために、第2東京タワー建設が必要ということらしい。

テレビ向けの電波を送るだけなら東京タワーで十分だが、携帯電話など移動体向けにデータを送る場合、広範囲で電波が受けやすくなるよう、高いタワーが必要とされる。
送信位置が高くなると、ビルなどによって電波が邪魔されにくくなるからだ。

電波の受信障害を減らすには、関東地域の場合、最低でも六百メートル級のタワーが必要とされる。新タワーが誕生すれば、カナダ・トロントのCNタワー(五百五十三メートル)を抜いて世界一になる。

日本一のノッポタワーは長崎県にあった!

さらにいろいろ検索していくと、おもしろい記事を発見した。

日本一のタワーと言えば東京タワーをみなさん想像するだろうが、これは展望台のある自立型という意味では正しい。ただし、地上からのワイヤで支える支線付きタワーを加えると、東京タワーより高いタワーが九九年まで長崎に存在したらしい。

長崎県対馬の支線付き電波塔で、四百五十五メートルもあったという。海上保安庁が船舶用の位置確認電波の発信に使用されていたが九七年に閉鎖、その二年後に解体されたとある。

ちなみに支線付タワー世界一は、一九六三年に建設された米ノースダコタ州のテレビ塔(六百二十九メートル)が最大を誇っている。

元祖?東京タワー

ここ最近、元祖?の東京タワーも脚光を浴びている。

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」では、昭和33年、建設中の東京タワーを見上げる横町が舞台となっていたり、リリー・フランキーさんが書いてベストセラーとなった小説もタイトルが「東京タワー」だ。

東京タワーというと、赤と白の二色というイメージが強いが、実は「赤」ではなく、「インターナショナルオレンジ」と呼ばれ、色は航空法で定められており勝手に変えることはできないそうである。

また、その東京タワー自体も昨年リニューアルを実施し、鉄塔下のタワービルは、オレンジ色のタワーと調和させるため、濃いブラウンとシルバーメタリックに変えたほか、内装やテナントも充実した。

新しいタワーが完成しても、東京タワーは東京のシンボルとして輝き続けてほしい。

関連情報サイト
関連記事情報(for G-Searchデータベース)
2006.02.01 東京朝刊 12頁 家庭 写図有 (全2,007字)
2005.03.29 東京朝刊 30頁 社会 (全438字)
2005.03.29 東京朝刊 30頁 社会 (全438字)
※関連記事を見るためにはG-Searchの会員登録が必要です。
※関連記事の本文表示は有料となります、ご注意ください。