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思わぬことで思わぬ事態に
隣の町との境界線がl消えてる!?
2005年11月18日 (text by な)

下界の様子に

県と県との間には必ず境界線がある。それは、道路だったり、川だったりと形は様々である。

しかし、必ず存在するはずの境界線が一部なくなっている箇所があるのをご存知だろうか。

そこで今回は、G-Searchが提供する『新聞・雑誌記事横断検索』と『ゼンリン住宅地図サービス』を使って境界線について調べてみた。

東京都江戸川区と千葉県市川市

新聞記事によると境界線が消えているのは東京都江戸川区と千葉県市川市の間。江戸川に架かる江戸川大橋の下流約200mの地点から、800mほどの間だ。「ゼンリン住宅地図サービス」で確認をしたところ、やはり境界線は消えていた。

なぜこのようなことが起きているのだろうか。

放水路の開通が原因

新聞記事によると、本来の境界線が不明確になってしまったのは、放水路の開通で河流が変わったのが原因のようだ。

元々、江戸川区と市川市は旧江戸川を境界線としていた。それが、大正9年ごろに江戸川放水路が開削され、現在の江戸川のように2つに分岐されるようになった。

市川市は現在の河流の中間、江戸川区は放水路開通前の河流の中間をそれぞれ境界線と主張をしている。何度となく話し合いがもたれたが、解決にはいたっていない。

対象となる地域には民家もない場所で大きな事業計画もない地域なことから、両者には友好ムードが広がり、長期的に計画を進める方針のようだ。

東京都町田市と神奈川県相模原市

町田市と相模原市の間でも境界線に関する出来事があった。

境界線をまたぐようにして立っている民家が存在するのだ。

住所の変更

境界線を変更するということは、世帯によっては住所を変更する必要がある。

しかし、引越しをする必要はないとしても、税金の支払いや福利厚生の違い、店舗を経営する人にとっては組合の変更なども行わなければならない。

一口に住所の変更といっても、複雑な事情が絡むようである。

平成の大合併でも

近年では、平成の大合併と呼ばれる市町村などの合併などが盛んに行われている。

新聞記事によれば過去にも住民の移動を伴う都道府県境の変更が問題になったケースがあるという。

とはいえ、すべてのケースが問題になっているわけではない。

住所の変更に問題があるのではなく、そこに住む人がより住みやすく、快適な暮らしが出来るようになれば、それが一番望ましいのではないだろうか。

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2005.07.13 地方版/千葉 24頁 写図有 (全1,259字)
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