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ついに格闘技も登場!
ロボコンからロボ・ワンで、自作ロボットブーム到来か?
2005年10月28日 (text by や)

手ぬかりロボット

昨年、大阪一の電気街である日本橋で関西初となるロボット専門店「ロボットファクトリー」がオープンした。2000年に東京・秋葉原で開店した日本初のロボット総合専門店「ツクモロボット王国」に次ぐロボット総合専門店である。

関西では、ロボットを基幹産業に育てる取り組みが盛んと言われ、大阪・日本橋の周辺には電子部品、モーター、工具などを手がけるメーカーなどが集まっている。
ロボットファクトリーでは、1万円前後のキットから数十万円の二足歩行ロボット、200万円の留守番ロボット、製作用のパーツまでロボット関連製品全般を扱い、品ぞろえは日本一という。

狙いは電気店街・日本橋の活性化とロボット産業の振興だが、週末は愛好家でにぎわい、初年度目標の年商6000万円を達成できそうな状況という。

各地で自作ロボット競技会が開催

このように徐々にブームとなりつつある自作ロボット。その一因として、ロボコンを代表とする自作ロボットによる様々な競技大会の開催がある。

新聞・雑誌記事検索」を用いて、検索キーワード「自作ロボット AND 大会」で検索すると、自作ロボット競技会の関する記事が今年に入ってからだけで約30件ヒットした。

それらの記事によると、

ロボットが様々な部門で技術力を競い合う「ロボカップ2005大阪世界大会」では、小中学生による自作ロボットのダンス競技会や、複数の人間型ロボットによるサッカー大会。仮設の災害現場にロボットを投入し性能を競う競技などが開催された。
また山形県では、力士に見立てたロボットの出来と操作技術を競う「全日本ロボット相撲大会」が開催された他、全国高校ロボット競技大会では、ロボットによる「輪投げ」が今年の競技種目となるなど、競技会の内容も実に多彩だ。

ロボコンに続きロボ・ワン登場

自作ロボットによる競技大会というと、大会をテレビ放送する他、映画「ロボコン」の題材ともされたロボットコンテスト(ロボコン)が有名だ。
これは大学や高専の生徒達が自作ロボットで定められた競技を相手校と競うもので、高専生のロボコン大会は1988年から開催されており伝統ある大会ともいえる。

そして今、ロボコンが牽引したロボット人気に続き注目を集めてるのが「ROBO−ONE(ロボ・ワン)」だ。

ロボ・ワンとは2速歩行のロボットによる格闘競技だ。2メートル四方のリング上で、体長30センチ前後のロボットが、打撃技や体当たりなどを激しく繰り出し、1分5ラウンドで3回ダウンを先取した方が勝ちとなる。

ロボ・ワンは格闘技と言っても無骨なだけではない。

主催者である西村さんは開催にあたり「日本のロボットは教育的意味あいが強すぎる」とエンターテインメントに徹した。

そこで、試合の勝ち負けよりも技術的な素晴らしさやエンターテイメント性を重視。試合はトーナメント形式で進行するが、側転のような得意技を見せるデモンストレーションもあり、合わせて成績を決める。

結果、様々な個性的なロボットの登場が見所となり、人気を集める要因となっている。

また出場エントリー数についても、02年の開催当初は38だったものが、第8回では156に増加するなど、人気の上昇ぶりが伺える。

さらに今年に入り、ロボ・ワンで活躍した二足歩行ロボット「KHR−1」が約15万円程度で商品化。3千体の販売を見込むなど、ロボ・ワン人気による自作ロボットブームの追い風が感じられる。

と紹介したが、ロボ・ワンの魅力はその対戦を見ない事には伝わりにくい。是非とも、これら個性的なロボット達の戦い・パフォーマンスの観戦を、お勧めする。

関連情報サイト
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2004.10.07 地方版/大分 18頁 写図有 (全528字)
2003.03.03 東京朝刊 10頁 科学 写図有 (全1,872字)
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