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あると確かに便利!
世界初、犬向け気象予報スタート!
2005年7月1日 (text by ゆ)

クールビズ

いよいよ7月。本格的に夏がやってくる。

暑くなってくるに従って、テレビやインターネットをはじめとした各種メディアで天気予報をチェックし、最高・最低気温を確認されている方も多いのではないだろうか。

天気予報といえば晴雨の予報や降水確率、予想気温を見るものではあるが、近年、季節や生活に付随したさまざまな指数・予測情報が出されている。たとえば、年間を通して発表される「洗濯指数」。季節ものでは、今年は特に注目度が高かった春先の「スギ花粉情報」や夏場の「紫外線情報」「ビール指数」等がある。

こういった情報は今まで、全て”人間向け”に提供されてきた。
ところが今夏、なんと”犬向け予報”が開始されるという。このサービスについて、新聞・雑誌記事横断検索で調べてみた。

犬の夏バテ予報サービス

犬は汗腺が少ないため汗による体温調節が難しく、暑さに弱い。
”犬の散歩は早朝か夕方以降に”といわれるように、真昼の直射日光とアスファルトの照り返しを両方一度に体に受けると、犬はあっという間に熱中症を発症する。記録的な猛暑となった昨夏、熱中症で病院に担ぎ込まれた件数は平年より2〜3割多く、結果として愛犬を失った飼い主も多かったという。

こういった事態を予防すべく、熱中症を発症する危険性の高さを予測するのが7月1日から始まる”犬向け予報”、その名も「ワンちゃん夏バテ予報」だ。日本気象協会とペットフードメーカーが共同開発したもので、8月31日までの期間限定でインターネット上で公開される。

気になる内容は、散歩の際に犬が熱中症にかかる危険度を「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」と4段階に分けて表示するというもの。獣医師の研究をもとに不快指数の考え方を取り入れて予測する、史上初の”犬向け予報”だそうだ。

表示の単位も細かく、都道府県別(県庁所在地が対象)に1時間ごと、24時間分が分かるというから、愛犬の健康を気づかう飼い主にはありがたい情報といえるだろう。

ちなみに、ペット愛好家……しかも犬好きによると、実は夕方もあまり散歩には適していないらしい。日中に日光を直射されたアスファルトが熱を蓄えているためだ。人間には涼しく感じられても、より地面に近い犬たちはアスファルトに蓄えられた熱を直接浴びることになるのだという。

「ワンちゃん夏バテ予報」でベストお散歩タイムが早朝だと表示されたら、愛犬家たちの間で「今年の夏、一日のスタートは愛犬との散歩から」というライフスタイルが流行する、かもしれない。

犬の熱中症対策

ただ、犬が熱中症を発症する危険性が高いのは散歩中だけではない。人間と同様、戸外は勿論、室内でも危険はある。対策としては、戸外であれば日陰を作ってやる、室内であればクーラーで室温を一定以内に保つ、などの他、いつでも水を飲めるようにしてやることも大事だという。

また、犬を車に乗せて旅行やドライブを楽しむ時も注意が必要だ。エンジンを切ってクーラーが止まった状態で車を離れると、夏の日差しの中であっという間に車内の温度は上昇していく。自力で車から出られない犬は、人間の赤ちゃんと同じなのだ。

なお、熱中症の初期症状は「犬が激しい呼吸を繰り返す」こと。
もし犬が熱中症の初期症状を見せ始めたら、早期処置として、頭をはじめとした全身に水をかけ、体を冷やしてあげるといいという。

最後に、気になる今年の夏の暑さについて。気象庁によると、7月〜9月にかけての気温は「平年並み」か「高い」と予測されている。特に関東以西では今年も暑くなりそうだ。

なお、この「ワンちゃん夏バテ予報」、獣医師からのワンポイントアドバイスも毎日更新予定とのこと。残念ながら犬が自ら見ることはなさそうではあるが、犬の、そして飼い主自身の健康と元気な生活のために、活用されることを願う。

関連情報サイト
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2004.07.24 東京朝刊 14頁 家庭 写図有 (全1280字)
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