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食玩とは違いますよ
植玩って何?本物を育てる癒し系玩具登場
2005年4月22日 (text by や)

植玩

「食玩」ならぬ「植玩」が今、注目を集めている。

植玩とは植物玩具の略。手のひらサイズの缶の中に、土とあらかじめ芽にメッセージがレーザー照射された種(ナタマメなど)が入っている。これに水をあげると、5日〜2週間程度でメッセージが刻印された芽が出てくるというものだ。

メッセージは「ありがとう」「おめでとう」「がんばれ」「だいすき」などプレゼント向きのものがそろえられており、20代前後の女性を中心に、プレゼントや癒し系のアイテムとして人気を集めているという。

この一風変わった新作玩具が日本で登場したのは昨年末とまだまだ新しい商品だが、各社がほぼ同時に新製品を発売し人気が高まっている。今回はこの植玩について、「新聞・雑誌記事データベース」を用いて調べてみた。

タカラによる植玩シリーズ化

新聞記事検索で「植玩」をキーワードとして検索すると、タカラが発売した「MA・MAIL(マ・メール)」がヒットした。これはタカラが05年2月に発売したもので、記事によると発売後すでに30万個を販売。予想以上の人気だという。

タカラはマ・メールを「植玩シリーズの第一弾」として発売しており、第二弾としては「ピョコット」という商品を準備中。これは植物が生える前にスヌーピーなどのフィギアが土から登場するもので、玩具色をさらに強くした商品と見られる。

植玩のシリーズ化を予定するタカラだが、検索にヒットした記事内でこれらのメッセージ付き植物を植玩と呼ぶのはタカラだけのようだ。現在定着しつつある植玩という呼称は、玩具メーカであるタカラによる新語ではないかと記事からは読み取れる。

韓国の「運芽ican」先行販売

新聞記事から各社による植玩の発売状況を調べると、国内では3社が植玩を発売している他、バンダイがこれらとは異なるタイプの植玩発売を予定している事が判る(下表参照)。

※各社による植玩販売状況

・千趣会
 運芽ican(04年12月22日発売)

・タカラ
 MA・MAIL(05年2月10日発売)
 ピョコット(発売前)

・トミー
 マメデルモンのたまご(05年2月24日発売)

・バンダイ
 お菓子のおまけに、フィギアと芝生の種子を埋め込んだマットをセットして販売予定。

この中で国内販売開始時期でリードした千趣会の「運芽ican」は、韓国の大ヒット商品の輸入版だ。なんと日本のOLが韓国を旅行中にたまたま見つけ、ライセンスを取り商品化にこぎつけたといい、韓国国内でも、韓国ドラマの中に登場するなど人気があるという。
国内では。他社に先駆けた目新しさと、受験シーズン前に発売をした事から、売り場での人気を集めているという記事が目立った。

さてこれら植玩は、癒し系の玩具といったイメージが強いが、発芽したマメを育てる事も当然可能だ。たまごっちなどデジタル的なペットが増える中、「本物」の植物を手軽に育てられる植玩には温かみのある癒しが感じられ、今後、どのような植玩が登場するか期待が持てる。

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2005.03.08 東京朝刊 17頁 家庭 写図有 (全1194字)
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