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プロ野球開幕!今年の順位を新聞記事から予想する!
2005年4月1日 (text by や)

順位予想

2005年のプロ野球がついに開幕した。2004年は「オリックス」と「近鉄」の合併、新球団「楽天」の誕生、「ソフトバンク」による「ダイエー」買収。さらに、シーズン中は日本プロ野球初のストライキ実施など、プロ野球は激動の1年を過した。

昨年築かれた改革の流れを受け継ぎ、プロ野球改革元年とされるのが今年のプロ野球。新球団「楽天」の活躍はもちろん、セ・パの交流戦が開始される他、各球団によるファンサービスも充実し、近年稀にみる注目の高さとなっている。

この歴史的一年に、贔屓のチームがどんな成績を残すか、ファンならば気になるところ。そこで、開幕を前にした各新聞紙での順位予想を「新聞・雑誌記事横断検索」で調べてみた。

新聞記事による順位予想

新聞・雑誌記事横断検索」のキーワードを「プロ野球 AND 順位 AND 予想」とし、期間を開幕前1ヶ月として検索。すると、今年のプロ野球順位予測に関する記事が多数ヒットした。

記事では野球解説者や評論家による戦力分析がなされ、そこからの順位予想がされている。主な記事のチーム分析を纏めると下のようになる。

セリーグ

1位:巨人

  • 打線の迫力は史上最強レベル
  • 清原選手の起用方法がポイント
  • 抑えが弱い
  • セ・パ交流戦によるパリーグ側からのマークが強い

2位:中日

  • 各チームより徹底的な分析/対策をされる

3位:ヤクルト

  • 戦力バランスが良い
  • 守護神五十嵐選手の存在が大きい
  • 先発に左腕が3人
  • 古田選手が投手を強力に牽引

4位:阪神

  • 一昨年優勝のプライド
  • 甲子園球場のファン後押し
  • 最も化ける可能性が高い

4位:横浜

  • 昨年の数値上では高い戦力を持つ
  • 佐々木が活躍すれば最下位はない

※阪神と横浜は同順位の評価

6位:広島

  • 全体的に戦力が見劣りする
  • 移籍したシーツの穴が埋まっていない
パリーグ

1位:ソフトバンク

  • ずばぬけている
  • 先発が何人かけがをしても大丈夫
  • 井口の抜けた穴がどこだかわからない

2位:西武

  • 親会社のゴタゴタでモチベーションが低い

3位:日本ハム

  • 昨年のプレーオフ経験が大きい
  • 打線が力をもっている
  • 新人ダルビッシュに力がある

3位:ロッテ

  • 投手力で日本ハムを上回る

※日本ハムとロッテは同順位の評価

5位:オリックス

  • 合併により選手層が薄くなった
  • 仰木監督の采配に期待

6位:楽天

  • 野球人生をかけた選手が多い、緊張感が続けば5割もありえる
  • ベテラン選手の起用法が鍵

ここで注目されるのは、新球団楽天に対する評価だろう。

紙面に登場する評論家には厳しい意見が多いが、楽天の活躍がプロ野球の人気復興に繋がるという考えも多く、その期待感からプレーオフ進出ギリギリラインの評価をする人もいる。

実際、楽天の田尾監督も3位につけてプレーオフ進出する事を目標として語っているが、楽天の順位を22人中13人が最下位、8人が5位とする、野球雑誌ベースボールの野球評論家による順位予想など、厳しい評価をする所もある。

またスポーツニッポン記事情報では、一般のファンの方から集計したアンケート結果について紹介。そのアンケート内で「楽天の順位は?」と予測を聞いたところ、ソフトバンク優勝と回答した人が53%(705人中)だったのに対し、楽天は1%。さらに楽天が最下位または5位であると回答した人は、全体の80%近い数字になった。

やはり楽天のプレーオフ進出は、相当厳しいと映るらしい。

過去の予想と結果を比べてみる

上では、新聞・雑誌記事横断検索からのペナンとレース予測を見てきたが、これらの予測はどこまで当たる物なのだろうか?

楽天が所属するパリーグの昨年予測を、新聞記事データベースで調べ、主な記事から順位を纏めると以下のようになった。

予測(結果)

1位:ダイエー (1位)
2位:日本ハム (3位)
3位:ロッテ  (4位)
4位:西武   (2位)
5位:近鉄   (5位)
6位:オリックス(6位)

ダイエーは大方の予想通りのダントツ1位で終わったが、プレーオフを制し総合優勝をした西武が4位と低めの評価をされている。これには開幕当初の選手の不調や故障、さらには松坂選手のオリンピック出場という要素があった為と思われる。

また日本ハムは僅差でロッテを下したが、ファン投票などによる予想上ではバレンタイン監督への期待感からか、ロッテに票が集まり、日本ハムの予想を裏切る善戦ぶりが伺える。

ちなみに昨年予想が、結果と完全一致した解説者がいた。栗山英樹さんによるパリーグ予想だ。栗山さんは今年も同様に予想も立てられており、記事によると以下のとおりだ。

1位:ソフトバンク
2位:日本ハム
3位:西武
4位:ロッテ
5位:楽天
6位:オリックス

多くが最下位とする楽天が5位に位置するのが目立つが、栗山さんは楽天について「3位もあると思っている」と高い評価。野球にかける意気込みの強さを楽天の原動力と見られ、68勝68敗の5割もありえるとされている。

多くの解説者が最下位評価をする楽天だが、上のように開幕当初の予測は得てして変わり易いものである。さらに今年はセ・パ交流戦という初めての試みもあり、楽天の予想を覆す善戦によりプロ野球全体が盛り上がる事を期待したい。

関連記事情報(for G-Searchデータベース)
2005.03.22 東京朝刊 7頁 解説 写図有 (全2268字)
2004.03.24 東京朝刊 7頁 解説 写図有 (全2230字)
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