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ビッグバンドって何?
クラシックとは違う吹奏楽の魅力
2005年1月13日 (text by な)

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吹奏楽と聞いて何が思い浮かぶだろうか。多くの人が”学生時代に部活動でやるもの”と考えたのではないだろうか。

そんな吹奏楽が近年再び注目を集めている。04年の夏にはビッグバンドジャズに目覚めた高校生を主役にした映画も公開された。

こうした吹奏楽、そして音楽の魅力とは何なのか。新聞・雑誌記事横断検索で調べてみた。

吹奏楽で使われる楽器

吹奏楽とは字のごとく、”吹いて奏でる音楽”のことである。もともとは軍楽隊などの実用音楽として発達したものだ。

使用される楽器は大きく分けて3種類ある。木管楽器、金管楽器、打楽器である。

記事によると、木管楽器とは、クラリネットやファゴット、またサクソフォーン(通称サックス)などがある。元々木管楽器は木で作られた楽器のことを指していたが、最近ではリードと呼ばれる発音源となる舌状の小薄片を用いるものを木管楽器の仲間とよぶ。
また、フルートは金管楽器と思われがちであるが、元々は木製であり、代表的な木管楽器である。

金管楽器の代表的なものとしては、トランペット、トロンボーン、テューバなどがある。唇をマウスピースと呼ばれる部分につけて息を吹き込み、震わせることで音を出すもので、管の大きさは大小様々であるが音を出す原理は全て同じである。ラッパと呼ばれるものがこれに当たる。

打楽器とは打って叩いて音を出す楽器のことである。様々な種類があるが、大きく分けてビブラフォン(鉄琴)やシロフォン(木琴)など鍵盤楽器のように音階を表現できるものと、スネアドラム(小太鼓)やバスドラム(大太鼓)など強さや大きさで音を表現するものがある。また、トライアングルやシンバルなども打楽器の仲間である。

本来の吹奏楽とはこれらの楽器を組み合わせて大編成で合奏される音楽のことを指すのであるが、小編成バンドや一部の楽器のみを使った重奏など様々な形態で演奏がされている。

人気の秘密

毎年、東京杉並にある「普門館」で全日本吹奏楽コンクールが開かれている。中学、高校、大学、社会人の各部が各1日ずつ前半、後半に分かれて演奏をするもので、毎年のように多数の観客が来場し、出演者の家族ですらチケットを購入するのが困難となるほどの人気だ。

なぜクラシックではなく、吹奏楽が人気なのか。

今年の夏に公開された「スウィングガールズ」が邦画としては記録的なヒットをした。これはジャズに目覚めた田舎町の女子高生が力を合わせてビッグバンドジャズに挑戦をするという内容の映画である。

ここに吹奏楽に人気が集まる理由の一つが隠されている。

クラシック音楽は、昔の作曲家が作ったいわゆる”クラシック”の曲を演奏することが多い。新しく作られる楽曲もあるが、大半が歴史のある誰もが知っている楽曲を演奏する。

それに対し吹奏楽は、原則的に音楽のジャンルを問わない。

この映画のようにジャズだけをやるバンドもあれば、クラシックからポップスまで幅広いジャンルの音楽を楽しむことも可能だ。

また、学生の野球やサッカーの大会などの応援でもブラスバンドの姿を見ることが出来る。さらにプロ野球の応援でも、日本特有の鳴り物応援の主役は観客の声援と金管楽器による演奏だ。

すぐに音が出る

もう一つの人気の理由として、クラシックに比べて音を出すことが容易な点がある。

クラシックで使われるバイオリンに代表的される弦楽器は、小さな頃から毎日のように練習をしないと上達が難しい。それに比べて管楽器は高校生や大学生の頃から始めても、それなりに音を出すことは出来る。もちろん、小さな頃から練習を重ねた方が良いことに変わりはないが、大人になってからでも比較的気軽に始めることが出来るというのが特徴である。

音楽の魅力

記事にも書いてあるが、音楽は人の心を一つにする力がある。気分を高揚させ、心を癒す効果があるとされている。最近では、さらに手軽に音楽を楽しめるデジタル楽器も増え始めている。声を出すだけで、簡単にトランペットの音を出すことが出来る楽器も発売された。

敷居が高いと思われがちな楽器ではあるが、ぜひこの機会に何かはじめてみてはいかがだろうか。

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