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旬の話題
2004年8月6日更新

夏休みの終わりに待っている「宿題の片付け」という恒例行事。
調査によると半数以上の子供達が終わり間際になって夏休みの宿題に取り掛かるという。
この宿題をインターネットとデータベースを使って一気に解決したい。

「夏休みの宿題」をインターネットとデータベースで解決!

いよいよ8月。夏真っ盛りだ。

子供達が待ち望む夏休みも、サラリーマンやお父さん方にとっては電車が幾分空くメリットがある程度のもの。お盆の里帰りや山へ海へと家族サービスの外出など、夏休みは「かえって疲れる期間」という人も多いかもしれない。

子供にとっては最高の、お父さんにとってはなかなかしんどい夏休みの終わりには、手付かずになっている「宿題の片付け」という恒例行事が待っている。

夏休みの宿題を計画的に終わらせている子供はほんの一握り。殆どの子供達が夏休みの宿題を休みの終わり間際に済ませようとしているようだ。

そんな統計が新聞記事に掲載されていた。

新聞・雑誌記事横断検索」に収録される熊本日日新聞の記事によると、「宿題はいつやる派?」と題された調査に対し、以下の興味深い結果が出ている。

    1位 : 焦って終わりかけに (46.3%)
    2位 : 早めの終えて後半遊ぶ(33.4%)
    3位 : 毎日計画的に少しずつ(12.9%)
    4位 : 夏休みがあけてから (4%)
    5位 : やらずに逃げ切る  (3.4%)

夏休みの終わり間際(又は終わってから)になり慌てて宿題を片付ける人が50%以上の割合をしめる結果だ。もっとも自分の子供時代を振り返ってみれば当然の結果とも言えない事は無いか。

さて、この夏休みの宿題で迷惑を被るのが世のお父さん方である。
子供の「宿題が終わらない!」という声を聞き、いやいやながらも手助けをする破目になるのだ。


●最後に自由研究が残った

夏休みの宿題の代表的な存在が自由研究だ。

先程の熊本日日新聞の記事情報によると「夏休みの宿題といえば?」という質問に対し自由研究と答える人は「36.5%」だという。

オリジナリティを発揮でき、長い夏休み時間を利用して手の込んだ工作や観察や研究など誰もが力を入れられる事が、宿題の象徴となった理由のようだ。

とはいえ夏休みの終わり間際になって、一から自由研究を考えるのは骨が折れる。
課題が自由だけにかえって何をすればいいのか悩む人も多いだろう。

さらにお父さん方としては、暑い中外を出歩くのは極力避けたい。出来ることならクーラーの効いた部屋で骨休めをしながら宿題を片付けられるのが理想だ。

果たしてそんな手段はあるのだろうか?
データベースとインターネットを利用して理想に近づいてみよう。


●データベースで自由研究課題を探す

新聞・雑誌記事横断検索でキーワードを 「夏休み AND 自由研究」 として検索すると5400件以上の記事がヒット。自由研究への関心の高さが伺える。

絞込みをする為 「夏休み AND 自由研究 AND インターネット AND テーマ」 と条件を追加すると、115件の記事がヒットした。

記事の中から今回の状況に役立ちそうな情報。主に自由研究を扱ったホームページを紹介してみたい。

 1) 国土交通省ホームページ

    国土交通省のホームページでは、地理情報システム(GIS)を利用したソフトがダウンロードできる。ソフトには、毎日食べる食材を生産地別に地図上に記録してグラフで値段の変化を表示できる物や、地域情報を集め地図を作るソフトがあり、これらを使うだけで自由研究課題が仕上がりそうだ。
 2) Yahoo!きっず
    Yahoo!きっずのカテゴリには、ずばり「宿題のヒント」とうカテゴリがある。
    「宿題のヒント」には「自由研究」のサブカテゴリがあり、その中で自由研究に役立ちそうなサイトを紹介している。
    例えば、100円ショップで買える身近な材料をつかった実験の紹介をする「100円ショップ大実験」や、自由研究の進め方から結果のまとめかたまで紹介する「ほのぼの絵本館 夏休み自由研究」などだ。

    それぞれ具体的な自由研究の例が紹介されているので、興味が沸きそうなテーマを選べば簡単に宿題が仕上がる。

    また、Yahoo!キッズでは毎年夏休み期間に自由研究特集のサイトをオープンしている。かつては自由研究の実例集を紹介した同サイトでは、「ものまねの増長をまねく」と指摘された事から、今では答えそのものは教えないよう注意しているという。
 3) 夏休み天気
    検索エンジンの「goo」では夏休み期間の天気を網羅した、ずばり「夏休み天気」というサイトを期間限定で公開している。これがあれば夏休みの定番である絵日記に欠かせない天気・温度がすぐにわかるのだ。
 4) 国立科学博物館
    国立科学博物館では、インターネットで海洋生物や天文について学べるバーチャルミュージアムを開設し、インターネット経由での自由研究素材の提供をしている。

    とはいえ、自宅だけでは体験できないこともある。科学博物館では10年ほど前より、「サイエンススクエア」という工作や観察などを実体験できる参加型イベントを開催している。
    また館内では、設置されたパソコンを使いインターネット検索をしながら知識を深めることも出来る他、上で紹介したYahoo!きっずとの共同企画を毎年実施。インターネットと実地での体験を併用した学習方法の提案がなされている。

●2年がかりでの成果を発表

こうしたインターネットを中心とした自由研究がヒットする一方、自分の興味がある問題を時間をかけて調べる。そうした自由研究も紹介されていた。

記事では書道に関心深いを持つ中学生を取り上げている。

「一番興味がある事を深く知りたい」という彼女は、道具一式から書体、歴史までを図書館やインターネットでの調査や、すずりの体験彫りや紙すきといった体験を踏まえ纏めた。

その期間はなんと半年。既に自由研究の域を越えている。

こうした彼女の研究は「図書館を使った“調べる”学習賞コンクール」で文部科学大臣奨励賞を受賞したというが、この情熱からすると納得がゆく。

インターネットを活用した情報収集。体験を通じての情報収集。

どちらが優れどちらが悪いというのではなく、物事に対する深い情熱。これが自由研究を仕上げる為の一番の素材なのだろう。彼女の研究を見るとそう思える。

※次回更新日は、8月26日(木)の予定です。バックナンバーを見る トップにもどる
このコラムについて

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[調べ学習のススメ]自由研究のテーマ探し/上
毎日新聞記事情報 2004.07.13 東京朝刊 23頁 家庭 写図有 (全1286字)

夏休みの宿題に役立つHP−−定番「お天気」や自由研究のヒントも /福岡
毎日新聞記事情報 2001.08.18 地方版/福岡 18頁 写図有 (全856字)

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