トップ > G-Search "side B" > 旬の話題
旬の話題
2004年7月15日更新

SHINJO大活躍!オールスターMVP獲得!

近鉄とオリックスの合併問題から1リーグ制へと議論が進む日本球界で、今後の展開によっては最後となるかもしれないオールスターが開催された。

消滅の危機にあるパリーグの選手が奮起する中、一番のヒーローとなったのが今年から日本球界に復帰したメジャー帰りの男「SHINJO」こと新庄剛志だ。

見せ場は2戦目にやってきた。

第1打席、予告ホームランのポーズをしたうえでのバントで場内を沸かせ、第2打席では2塁打。その後、3塁まで進みバッテリーの隙を見て驚きのホームスチールを決行。見事成功させたのだ。

オールスターでのホームスチールは極めて稀。過去5回行われたが成功したのは78年の阪急蓑田のみ。今回の新庄のような単独でのホームスチールは初の試みだ。

※ちなみにホームスチール初挑戦は60年で巨人の長嶋。残念ながら失敗に終わっている。

オールスターの期間中、常に場内を沸かせた新庄は、このプレイで見事MVPを手にした。まさに新庄による新庄のオールスターといった幕切れだが、このプレイによりパリーグの存在感が印象付けられたのは事実。

日本ハム入団が決定して以来、ひたすらパリーグを盛り上げようと努力する姿(本人は楽しんでいるようにしか見えないのだが)とパリーグが直面した現状を重ねると、常に注目を集める新庄のプレイに意味が増してくるのだ。


●セリーグ時代のMVP

新庄のMVP受賞はこれがはじめてではない。
セリーグの阪神時代(99年)に初の受賞を果たしており今回の受賞は2度目。
セ・パ両リーグでの受賞を果たしたのは歴代3人目だ。

新庄のスター性を一層引き立てた今回のMVP受賞だが、果たして99年の受賞時はどんなリアクションを見せてくれたのか。新聞・雑誌記事横断検索を利用して調べてみた。

キーワードを 「新庄剛志 AND オールスター AND (MVP OR 最優秀選手)」 として検索を実行すると記事が見つかった。

記事によると、99年に新庄は91万5773票を集めファン投票1位でオールスターに出場。その第3戦目でセリーグの全2打点を新庄が叩きだし、初のMVPを受賞したのだ。
打点には、オールスター初ホームランが含まれるなど新庄の見せ場が沢山の試合だったが、流石は新庄、トークでの盛り上げも忘れていなかった。

なんとそのホームランを新庄が予告していたというのだ。

日刊スポーツの記事本文によると、前日の試合でオールスターでの初安打を放った新庄は「あとはホームランだけ、狙います」と宣言。

今年も「MVPは僕のもの」宣言をしていたが有言実行の働きでMVPを手にしたのだ。

ホームランの感想についても「”アッツ、ホームランか”って感じ。打った球はわかんない。来た球を打ったって感じ」と軽い。 一方オールスターでの活躍について「ファンの期待にこたえたいと思ってプレーした」とコメントも残しており、ファンを思うプレイスタイルもこの頃から変らない事が伺える。

新庄の打率は2割台と決して高くはない。それが得点チャンスになると本人曰く「7割程度」にもなるという勝負強さをもっている。

日本ハムファンへのサービス精神から始まり、パリーグ全体の活性化までを視野にいれ奮起する新庄。

その軽口とも受け取れるトークはファンを盛り上げる為であることはもちろん、有言実行というよりは、有言することにより、やらなくてはいけない状態に追い込む。新庄独特の生き方に見える。

※次回更新日は、7月22日(木)の予定です。バックナンバーを見る トップにもどる
このコラムについて

貝かぶってるうちは・・・




関連記事リンク

プロ野球 99オールスター(3)新庄剛志 先制打&本塁打で初のMVP獲得
日刊スポーツ記事情報 1999.07.28 日刊スポーツ 3頁 写図有 (全2256字)

オールスター第1戦 日本ハム新庄1安打2三振も存在感で全パ引っ張る
日刊スポーツ記事情報 2004.07.11 日刊スポーツ 北海道日刊 (全1386字)

プロ野球:サンヨーオールスターゲーム第2戦 新庄ショータイム
毎日新聞記事情報 2004.07.12 大阪朝刊 15頁 スポーツ 写図有 (全631字)

日本ハム情報 新庄の本盗スパイクがアシックス本社のショーケース
日刊スポーツ記事情報 2004.07.13 日刊スポーツ 北海道日刊 (全979字)


関連コラム

新庄剛志選手、日本ハム加入による経済効果とは?
(2004/2/19)

G-Search
株式会社ジー・サーチ