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【重要】MEDLINEデータ形式の変更とレコードの更新について 2016/10/21

ProQuest DialogでMEDLINEをご利用のお客様

MEDLINEの作成機関である米国国立医学図書館(The National Library of Medicine:NLM)がデータ形式の変更をおこない、ProQuest DialogのMEDLINEで検索やアラート登録をご利用の皆さまへの影響がありますのでお知らせいたします。MEDLINEで正しい結果を得るために、米国東部標準時2016年10月19日正午以降の検索やアラート配信について、データ形式変更の影響がないかどうか、あらかじめご確認をお願いいたします。

変更1:「Revised(改訂)」付与方針の変更

これまで、MEDLINEでは「revised(改訂)」は以下2つの種類の変更時にのみ付与されていました。

1.個々のレコードへの変更(例:撤回、コメントの付与、誤記修正等)
2.多くのレコードへの変更(例:雑誌名、ISSN、NLM独自フィールド等)

また、このような小さな変更時にアラートを受け取る必要がない場合、ProQuest社では検索式に「NOT DSTAT(REVISED)」と付け加えで除外する方法をご案内しておりました。

しかし今回の変更で、「Revised(改訂)」がさまざまな変更時にすべてのレコードに付与されることとなりました。これは、ドキュメントステータスがある状態(In Process等)からまた別の状態(MEDLINEステータス等)に変更される際にもあてはまります。現在ご登録の検索式で「NOT DSTAT(REVISED)」による除外をおこなっている場合、索引が追加されMEDLINEステータスになった段階で「Revised(改訂)」が付与されるため、必要なレコードが漏れてしまうこととなります。

今後、重要なレコードの取りこぼしを防ぐために、検索式中に「NOT DSTAT(REVISED)」がある場合にはすみやかに削除するようお願いいたします。

変更2:レコードの大規模更新

2016年10月17日週に、一時的に大量のレコードの更新をおこなう旨、NLMより通知がありました。これにより、約54万件のレコードが「Revised(改訂)」として更新されます。NLMによると、今回更新される54万件のレコードのみを区別する方法がなく、通常のレコード更新と同時にデータが提供されるとのことです。今回更新されるレコードには、雑誌名の変更による改訂も含まれ、データベース全体にわたって影響があります。

すでに過去に入手しているレコードが、今回の更新されたタイミングで再配信される件数を減らすために、発行年による絞込みをアラートに追加することをご検討ください。(例:S1 and PY(>=2016))

今回の変更について、事前にご連絡差し上げられず誠に申し訳ございません。今後もデータ形式等の変更につきましては、情報を入手出来次第速やかにお知らせさせていただきます。

アラート変更や検索式についてのご相談はヘルプデスクまでお寄せください。

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